2012年05月04日

J.S.B.吹奏楽団第26回定期演奏会

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 GWの真っ只中、市民文化ホール第1にて開催、この時期のインドアのイベントは集客の面ではきついかな? さすがに満員とはならず2階は空席も目立ちます。それでも26回目と伝統ある楽団の底力を見る演奏会でした。
 オープニングは副指揮の松本賀典氏による「自由の鐘は空に渡る」チャイムが活躍し、爽やかな感じでスタート。2曲目は本年度の課題曲「さくらのうた」生演奏を初めて聞きましたが、難しいですね、各ソロは無難に吹いているようですが、音がストレートに伝わる感じが弱く、全体の響きも今ひとつ。旋律の美しい良い曲で私も好きですが、演奏するには相当な覚悟が必要に思いました。3曲目は「キャンディード組曲」、”序曲”は有名ですが、”組曲”は初めて聞きました。ここから東久輝氏の指揮、さすがに全体のボルテージも上がり、集中力を感じます。この曲、テクニック的に難しそうですが、全体を通して楽しく聴くことができました。合わせシンバルのP連打の音色は最高でしたね、総じてBDとシンバル含め打楽器が素晴らしい。残念なのは、V楽章に入る前の集中段階での客席の騒音、、、あまりのマナーの悪さに閉口、なんとかならんのか? <(`^´)>もお〜
 第2ステージは、「アルメニアン・ダンス」の全曲、パートT&パートUを4楽章形式で演奏。先日の福岡のKCBFでパートTを聞いたのですが、テンポ設定に疑問があったのが、本日の全4楽章の演奏を聞いて納得しました。(たぶん、、、違うのかな?)^_^; 2・3楽章はソロの活躍が素晴らしい、更に弱奏部のトライアングルの音色が最高でした。4楽章は、きましたね〜 グイグイ、これぞブラス〜 と言う感じで、力感溢れる気持ちの入った演奏でした。トロンボーンは3本で、よく頑張りました。(^^)v
 第3ステージ、このステージが無くして、JSBの演奏会は無い、と言う感じかな? 

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 今回はドラムセットを2セット設置。初めはおとなしかった若いドラマー(私の知らない方でした)が、M氏に触発されて、どんどん音がでかく、リズムも鋭く、そりゃ〜やり過ぎでしょう〜 って部分もありましたが、お互いに役割を理解し、ライブ感溢れる強烈なステージでした。それにしても、久々に見たM氏はあいかわらず凄いな〜 往年に比べて、頭のリズム感に体がついていけない部分も少しあったようですが、あれだけ弾けることができれば、彼自身も満足でしょう。笑うドラマーM氏、凄いわ!

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 ついでながらTpにN氏を発見、サンバホイッスルを吹く姿(打楽器ないのに)、一番楽しそうでした。他にも昔の仲間が復活しているようで、なんだか楽しそうなステージで最高でしたよ。\(^o^)/
 ちなみに、3ステの司会を指揮者自ら行っていたが、いつものF氏が都合が悪かったのか? 急に決まったのか、段取りも? なんか大変そうでしたが、身内から見たら面白い。^_^; 。。。と言っても、やはりアナウンサーを立てるべきでしょう。ね。
 
 最後に、JSBの皆様へ。いろいろと運営等も大変でしょうが、今のスタイルを維持し、最高の吹奏楽を目指して頑張って下さい。本日は素晴らしい演奏をありがとうございました。
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2012年02月09日

Siena Wind Orchestra

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 2012年2月4日鹿児島市民文化ホール、なんと指揮は世界の佐渡裕氏、これを聞きに行かなくては吹奏楽ファンの名が廃る思いで、仕事の奄美出張を断り(他の方へ頼んで)南星の練習もお休みして(スミマセン)視聴してきました。会場は2000名の超満員、演奏前から吹奏楽では体験したことの無い熱気が漂い、指揮者の佐渡裕氏の登場で一気にボルテージは上がりました。思ったよりもスリムな体型の佐渡氏に少し違和感を感じつつ(指揮者って太っているイメージあり)^_^; さあ開演。演奏前はザワザワしていた会場も、一気に”シーン”と客席も見事な集中力、”トッカータとフーガ”の最初の音が……。惜しい、木管とペットに一瞬のズレが発生。しかし、その後は(私が言うのも失礼ですが)流暢な指揮と豊かなウインドサウンドが素晴らしく、さすがにプロの音、オルガントーンを見事に表現されていました。2曲目はネリベルの”二つの交響的断章”この曲は幾度となく聞いたことがある曲ですが、スミマセン、少し消化不良の感は否めない。打楽器のミスで緊張感が……。なんとなく楽譜を追っているのに精一杯に感じます。最後の盛り上がりは素晴らしいが、正に最後の一音が……残念。前半の締めくくりは佐渡氏のトーク、ピアノを交えての解説、紹介とか、観客の興味を引きつけ、凄く面白かった。最後にビートルズの”ヘイ・ジュード”を演奏しましたが、オマケ? 流して演奏している感が伝わるので……。必要だったか? と勝手に思いました。(失礼)
 休憩が20分(長い?)、2ステはディープ・パープル・メドレーでスタート、新しいアレンジで静かに始まり、お馴染みのナンバーも楽しく聴かせて頂きました。鹿児島ではJSBの十八番の曲、アレンジは違うものの……。聴き比べてしまうと、Jさんの方に思い入れを感じます。上手い下手とかでは無く、気持ち(弾け度)の問題です。ドラムも往年のM氏が私好み(最近はどう?)、てか、楽譜を追っている感が強く、ビート感が……。と、自分は出来ないのに書くな、と言われそうですが、相手はプロだから感想としてご理解下さい。全体的にあと一歩、物足りませんでした。続いて”タルカス”、高度なテクニックと難解な曲を演奏、曲に対する思い入れは感じるものの、凡人の私の頭にはあまり印象は残りませんでした。誠に申し訳ないのですが、これは素直な感想です。
 アンコール、主よ人の……。これホッとして安心して聞けました。アマではミスが目立つ曲ですが、さすがにプロの演奏、ミスなく綺麗にまとめていました。
 続く、最後のアンコール、噂には聞いていた舞台に観客が上がり一緒に演奏を。”星条旗よ永遠なれ”鹿児島では初めてのようですが、皆さんご存知なようで、たぶん中高校生を中心に100名程は舞台へ。指揮者も5名程? 楽しい演奏を聞かせて頂きました。学生の皆さんには貴重な体験、楽しかったことでしょう。聞いている我々も心が”ほっこり”と温まりました。これがこの楽団の底力なのかな? と納得した思いです。

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 なんとなく、批判めいたことも書いていますが、シエナさんはプロのバンドで、指揮者はもちろんのこと、奏者の技術、演奏も超一流であることは間違いないと思います。私自身、吹奏楽を40年ほど続けていますが、シエナが初めてバンドジャーナルに紹介された時のことを覚えています。まだネットとか無い頃で情報源はバンドジャーナル(途中はバンドピープルもあったが)しかなく、音大を卒業した若い連中の作ったプロを目指すバンドと紹介が……。それが今では日本を代表するバンドに育っていること自体、凄いこと、尊敬します。今回の鹿児島公演は、このツアーの2日目、まだなんとなく乗り切れていない感もあったのでは? そんな言い訳はプロの皆様はしないと思いますが、、、もっともっと完璧を期待したい。

 最後に、蛇足ながら、、、野球にもプロ野球ファンと高校野球ファンがいるように、私はプロの演奏よりも学生のコンクールの演奏に感銘を受けるように思います。学生のひたむきに演奏する姿、それは楽器の技術を超えた音楽とは違う、精神的な要素が。その魔力の虜になっているのだと思います。
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2011年11月04日

第38回鹿児島県吹奏楽フェスティバル

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※J.S.B.吹奏楽団

第38回鹿児島県吹奏楽フェスティバル
日時:平成23年11月3日(文化の日) 午後12時30分開場  午後1時開演
場所:谷山サザンホール

 上記演奏会に、南星での演奏+舞台係(打楽器配置)として参加しました。昨年は伊佐での開催、一般バンドのみの参加で聴衆が少なかった記憶がありますが、今回は鹿児島市内での開催+小中高専の参加もあり、多くの聴衆で盛り上がりました。私自身は客席で演奏を聞くことが出来なかったので、具体的な感想が書けませんが、どの団体も特色を発揮し、それぞれに楽しんで演奏していたように思います。小学生も立派な演奏でした。参加団体の中「一期一会」と言うバンドはこのフェスティバルの為だけに集まったと聞きましたが、演奏レベルが高く、選曲のセンスも良く、会場を一番沸かせたように思います。なんだか今回だけっていうのはもったいない気もしますが、、、。来年は「復活」とでも名前を変えて、再来年は「三度目の正直」、、。スミマセン、ふざけ過ぎ。(^_^;☆\(−− )コラ (個人的には)是非とも活動を続けて欲しい団体です。
 今回のフェスティバルでは大型打楽器を固定して使いましたが、小学生から大人まで、その場でのセッティングは少し厳しい感じも受けました。特に小学生には舞台上でのチューニング等は訓練していないようで、周りのスタッフの協力無しには出来ないようです。午前中のリハと午後の本番+舞台係でしたが、それでも結構疲れました。イベントを開催する吹連のスタッフの皆様、ご苦労様でした。この様な演奏の機会を経験することが子供たちにも、我々大人にも良い刺激になりますね。参加団体、関係者の皆様、ありがとうございました。

参加団体
鹿児島市立和田小学校
鹿児島市立谷山中学校
長島町立長島中学校
鹿児島工業高等専門学校吹奏楽部
鹿児島国際大学・鹿児島国際大学短期大学部学友会吹奏楽団
アンサンブル南星
ウインドアンサンブルDOS
ウインドオーケストラ「一期一会」
鹿児島バリ・テューバ・アンサンブル
KBC吹奏楽団
JSB吹奏楽団
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2011年10月25日

2011年全日本吹奏楽コンクール高校の部

※このサイト、ページへ直リンクを貼ることを遠慮させて頂きます。
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 11月23日、前日の中学校に引き続き、高校の部を聞いて来ました。高校生の直向きな演奏、日々の努力、その魂は音楽の領域を超えた「THE吹奏楽」を感じました。
 結果に関して提言、吹奏楽コンクールと言う『団体競技』の審査基準をどのように設定しているのだろうか? けして審査員が悪い、評価が間違っているとか言っているのではありません。音楽家の先生方に審査(評価)してもらうのはありがたいことです。但し、その評価(点数)から賞の配分は吹奏楽連盟がはっきりと「基準」を定めるべきです。午前中に金賞3、銅賞7、午後は金賞6、銅賞4って、誰が考えてもおかしい。午前中は審査員の先生方も慎重、特に朝の3団体あたりまでは全体のレベルを探りながらの点数になると思います。一方、午後も終わりあたりになると、全体のレベルも解ってくるし、1日中音楽を聞いているとテンションとしては、もうすぐ終わりだ、と、、、若干点数が甘くなるのが人の情けです。中学の部でも書きましたが、すべての演奏(午前も午後も)終わった後に、審査員で話し合い(もしくは投票して)金賞(もしくは1〜3位)を発表するだけで十分です。吹奏楽コンクールに銅賞など要らない。
 まさに死に物狂いで練習を積んできた生徒さんに賞状を渡す時「銅賞、おめでとう!」と語りかける吹連の方の言葉、私には辛くて見ていられない。

 以下のコメントは、私の個人的な感想ですのでご了承下さい。ご意見等がありましたら、このブログにコメントするか、私に直接メールを下さい。
 

1.福岡工業大学附属城東高等学校 課1 バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より 夜明け、全員の踊り(M.ラヴェル/佐藤正人)
朝一から素晴らしファンファーレ&サウンド、完璧なる音程、まだ暖まっていない普門館に一気に華が咲きました。自由曲も多少ソロに傷もありましたが、高度なテクニックを披露、オーソドックスで素直な音楽表現に、強い城東高校の復活を見た思いでした。
2.埼玉栄高等学校 課3 歌劇「トゥーランドット」より(G.プッチーニ/宍倉晃)
課題曲は丁寧な演奏、少し一本調子な感じも受けましたが、サウンドは一流です。自由曲も朝早い影響か? ちょいとミスもあったようですね。歌の効果は中途半端な印象もありましたが、指揮者と奏者の魂は感じる演奏でした。
3.愛媛県立北条高等学校 課2 シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」(福島弘和)
青ブレの印象と同じく課題曲は丁寧で爽やかな感じを受けました。自由曲、金管(Tp等)が少し弱いかな? チャイムを叩いたユーホの生徒さん、上手ですね、練習のたまものか? 経験者なのか? ブラボーでした。
4.岡山学芸館高等学校 課4 華麗なる舞曲(C.T.スミス)
課題曲は重厚な感じでファンファーレが始まり、クラリネットの旋律のサウンドが際立っていたように思います。SDの音は最近は低いピッチが主流なのか? あまりに低いような? 自由曲はいきなりのハイスピードにはビックリしましたが、それに付いていく奏者のテクニックは相当なものですね。バストロは”どうよ!”って感じで吹いてます。P.Tpも驚きのハイトーン、これも”どうよ!”って感じで音楽を主張しています。我々聞いてる方は”やるじゃん!”って感じで楽しくなります。いいですね〜 これぞ「THE吹奏楽」この方向性で良いと思います。どんだけ練習したんだろう〜。\(^o^)/
5.埼玉県立伊奈学園総合高等学校 課4 交響詩「英雄の生涯」より(R.シュトラウス/森田一浩)
課題曲のファンファーレは丁寧に吹こうとした団体は厳しい結果が出ているように思います。この団体も丁寧で抑え気味に始まりましたが、音が飛んでこない印象です。テンポも抑え気味で、この線の細いマーチにおいてはマイナスではないだろうか? 自由曲もふくよかなサウンドで金管後列のTuttiのサウンドは最高にブレンドしてます。指揮者のニコニコした表情と生徒さんとの信頼関係が高校吹奏楽の原点を見る思いでした。蛇足ながら、勝手な感想として、これだけの実力ある奏者、あまり考えすぎないで、スパッと素直に演奏して欲しい。
6.山口県立防府西高等学校 課4 バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より夜明け、全員の踊り(M.ラヴェル/平井哲夫)
課題曲は、ここも爽やかに演奏してましたが、これでは弱弱しく感じます。弦バスが良い音出していたのが印象的でした。自由曲も練習の成果が発揮されて、良く吹きこなしています。タンバリン奏者は気持ちの入った良い音出していました。(^^)v
7.石川県立小松明峰高等学校 課4 交響詩「ローマの祭り」より チルチェンセス、主顕祭(O.レスピーギ/森田一浩)
課題曲は無難なファンファーレに続き、クラの音色が良いですね。テンポが中間部は落ちてましたが、意図的とは思いますが、少し違和感あり。自由曲は高度なテクニックで素晴らしい。圧巻はティンパに奏者のアクロバティックな奏法、どうなってるんだ? 驚愕なるテクニック。銅鑼の音は少しやり過ぎだよ。^_^;
8.常総学院高等学校 5 バレエ音楽「中国の不思議な役人」より(B.バルトーク/佐藤正人)
課題曲は個人技術の高さに加えて、テンポ設定が良く、ゆるぎない演奏でした。自由曲も申し分ない演奏、個々の技術と破綻しないコントロールされた音楽は横綱演奏にも思われます。ただ、、、私がこの曲を普門館で初めて聞いたのが1981年、30年前の磐城高校、度肝を抜かされたあの戦慄で毒々しいイメージが今でも忘れられません。勝手ながら私の頭にはあのイメージがインプットされ、きれいな役人より、鬼気迫る演奏を期待するのですが、只の我儘です。
9.玉名女子高等学校 課4 ラッキードラゴン〜第五福竜丸の記憶〜(福島弘和)
課題曲は、力無いTpとTbの綺麗系のサウンドで始まりました。テンポも音程も良いが、音が飛んでこない。自由曲も思い入れの感じる演奏で、九州大会よりも格段に進歩していると思いました。破綻しない演奏は安全運転にも感じましたが、、、試行錯誤を重ねて、自分のスタイルが出来るのかな? これも勝手な思いですが、私はこの学校には昨年のローマの祭りのようにガンガンに攻めた演奏を期待しています。
10.大阪桐蔭高等学校 課2 楽劇「ワルキューレ」より 第1・2・3幕 (R.ワーグナー/梅本幸司)
課題曲は個人技術の高さで圧倒していました。自由曲は技術の高さと豊富な楽器群が、聴衆を釘付けに、バストランペットですよね? あとベルの大きなビューグル? ティンパもリンガーを使っているんだ。最近増えたな。。。どんだけ財力があるんだろう? この演奏は吹奏楽を超えてワーグナーの世界を表現するという試みだと思いますが、私は、、、ゴメンナサイ、成功しているとは思えません。と、言っても、凄い演奏を見せて頂きました。これまたブラボー。 \(^o^)/
11.北海道札幌白石高等学校 課3 交響詩「モンタニャールの詩」(J.ヴァン・デル・ロースト)
この高校の赤いブレザーを見て心躍る方は吹奏楽マニアですね。それは置いといて。^_^;
課題曲は少し流れが滞る感じです。淡々と演奏してもダメ、溜め過ぎてもダメ、難しい曲です。自由曲はスケールの大きな演奏でした。ティンパの生徒さんニコニコ顔が素晴らしい。ウインドマシンをまわした生徒さん、気合を感じましたよ。(^^)v
12.東京都立片倉高等学校 課5 交響曲より(矢代秋雄/甘粕宏和)
課題曲は洗練された音で、ビート感もひときわ冴えて、好演でした。しかし、これも余談になりますが、(毎回思うが)この棒でこの曲を吹けるのはさすがに訓練ですね。自由曲においても、益々先生も生徒も動き過ぎて聞く方も集中できない程です。これもある意味、THE吹奏楽だと、納得。バスフルート良かったですね。
13.福島県立磐城高等学校 課4 トッカータとフーガ ニ短調(J.S.バッハ/根本直人)
課題曲は部分的に二つ振りをしてましたが、その分音符が短く感じるなど、ファンファーレからちぐはぐな感じを受けました。強引にエンディングまで持って行った印象が残ります。自由曲はこれぞまさしく「THE吹奏楽」、この演奏を聞けただけでも時間とお金を使って普門館まで来たかいがあったと言える演奏でした。この演奏、ライブ(生)で、何の先入観も無しに聞かなくてはダメです。想像を絶する打楽器の活躍、金管の大活躍、ハープ、チェレスタ、ピアノ、もう何でもありの編曲ですが、とにかく指揮者と奏者の熱い思いが詰まってました。私にとっては30年前の磐城高校の中国の役人以来のインパクトのある演奏になりました。余談ですが、かの出雲第一が1967年トッカータとフーガを演奏した時、バッハが草葉の陰で笑ってる、、、との、記事を読んだ記憶がありますが、今回の演奏を聞いたら、もっとビックリしたことでしょう。コンクールの評価なんて、どうでも良い、そんな歴史的な名演だったと思います。\(^o^)/
14.三重県立白子高等学校 課4 歌劇「蝶々夫人」より (G.プッチーニ/後藤洋)
課題曲はテンポ感が良く、クラリネットも好演です。自由曲は弱奏部にこの団体の強さを感じました。技術的に高水準のバンドですね。
15.福島県立湯本高等学校 課5 ピアノ三重奏曲イ短調より パントゥム、フィナーレ (M.ラヴェル/高木登古
課題曲は緊張感を持った良い演奏、スネアが好演です。自由曲、うん? こんなバージョンもあるんだ? と新しい世界を見たような感じです。でも、未熟な私には響くものは来なかった。音楽って難しいですね。

■午後の部
1.埼玉県立大宮高等学校 課5 幻想交響曲より V. 魔女の夜宴の夢(H.ベルリオーズ/齋藤淳)
課題曲は手堅い演奏に思いました。自由曲も響きのよい、丁寧な演奏、打楽器もバランスに優れた好演です。でも、、、魔女の夜の宴、多少音が合わなくても、エネルギッシュに弾けて良かったのでは?
2.聖ウルスラ学院英智高等学校 課2 バレエ音楽「中国の不思議な役人」より (B.バルトーク/森田一浩)
課題曲は少しもっちり感があり、バスタムも溜め過ぎ。個々人の技術は高いので、全体的な思いっきりが欲しかったように思います。自由曲も好演、ソロ陣も頑張っていますが、この団体にも、もう少し弾けて欲しい感じを受けました。
3.横浜創英中学高等学校 課1 交響曲第2番より 第3・4楽章(S.ラフマニノフ/瀬尾宗利)
課題曲はテンポよく、軽快に進んでいます。指揮の先生は拍子をとらずに指示を出すだけですが、それに的確に応えているのが日頃の練習による信頼関係を感じます。自由曲は、難曲を吹きこなしていますが、楽曲の良さが伝わるまでには、今ひとつでしょうか? 難しい曲ですね。 
4.富山県立富山商業高等学校 課5 トリトン・デュアリティ(長生淳)
課題曲は冒頭の低音の響きは素晴らしかった。バスドラムの音は少し研究が必要です。自由曲はもっとメリハリよく思い切った表現が必要に思います。音は良く鳴っているのですが、終曲に向って音が飽和しているように思われました。
5.千葉県立幕張総合高等学校 課2 紺碧の波濤(長生淳)
課題曲はオーボエが秀演、ファゴットが3本編成で存在感を表わしていました。自由曲もそのファゴットとハープ、マリンバ等が活躍、美しいハーモニーを奏でていました。高い技術力とその集中力は素晴らしいシンフォニックな団体でした。
6.精華女子高等学校 課4 宇宙の音楽(P.スパーク)
他の学校には失礼ですが、今までの課題曲4は何だったの? というほどのインパクトのあるファンファーレで始まり、第1旋律までの数秒で度肝を抜かされた演奏でした。中間部から後半に至ってはオーバーボリュームを避けたような感じでしょうか? 余裕すら伺えます。自由曲もこの演奏に好き嫌いはあっても、明らかに他の団体とは別世界を演出している事には異論は無いと思います。奏者の笑顔も最高です。来年は何を聴かせて頂けるのか? 今から楽しみになります。
7.愛知工業大学名電高等学校 課2 シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」(福島弘和)
課題曲は無難な感じですが、バスドラムの音が音量、音色ともに再考を要するかな? 楽器はレフィーマを使っているようでしたが、研究が必要です。自由曲は鐘(チャイム)が素晴らしい響きでした。この曲は演出にも工夫があり、聴衆を引きつける要素を持っています。その長点を存分に発揮していました。
8.東海大学付属高輪台高等学校 課5 イーストコーストの風景(N.ヘス)
課題曲からスケールの大きな演奏です。この難解な課題曲を演奏するのが当たり前のような雰囲気、隙は無いのですが、緊張感を感じることも無かったです。自由曲も音の広がりが良く、音も技術も最高の奏者ですが、曲への思い入れまでを感じることは出来ませんでした。聴衆が期待するレベルが高すぎるのか、そのように聞こえてくるのかもしれません。こんな感想で、申し訳ないと思います。
9.愛媛県立伊予高等学校 課4 バッハの名による幻想曲とフーガ(F.リスト/田村文生)
課題曲はテンポも良く、中間部も丁寧に雰囲気を大事に演奏してます。自由曲も音も合っているし、ハーモニーの響きも素晴らしい。でも、曲の魅力を存分に発揮できたかは疑問です。う〜ん、なんだか聞き手を選ぶ演奏にも聞こえました。これも申し訳ない。
10.北海道旭川商業高等学校 課4 バレエ音楽「青銅の騎士」より(R.グリエール/林紀人・石津谷治法)
課題曲は丁寧なファンファーレ、一糸乱れぬクラリネット、少し遅めのテンポ設定です。これが適正なのかもしれませんが、コンクールを1日中聞いていると、このオーソドックスな感じで聴衆をひきつけるは難しいと感じてしまいます。自由曲も丁寧で爽やかなハーモニーと弦バス3本バスクラ3本と充実の低音、終曲部のロングトーンの響きは鳥肌の立つほどの盛り上がりでした。この吹奏力で、結果はどうしてなのよ?
11.光ヶ丘女子高等学校 課3 おお、神秘なる力よ!(A.スクリャービン/田村文生)
課題曲は導入部から気持ちの入った慎重な演奏、スネアが上手い。自由曲では煌びやかな音色で、ステージ上の女子高生の姿と出ている音が視覚的に違和感があるほどの素晴らしい演奏です。凄い実力をもった奏者達だと感じます。しかし私には音楽が難しかったような? 勝手な感想で申し訳ない。
12.大阪府立淀川工科高等学校 課4 大阪俗謡による幻想曲(大栗裕)
課題曲は実力の演奏、ファンファーレは無難な感じで、その後の旋律も間違いない演奏、特筆すべきは打楽器ですね。この団体は毎年のことシンバルの音が最高です。期待して聞き、それに十分応える、大変な努力なのでしょう。自由曲は”お祭り”、毎度おなじみですが、奏者は毎回変わっているとは思えない熟練の演奏です。やはり凄いですよ。これを生で聞けるのですからコンクールの入場料なんて安いもんです。(*^_^*)
13.出雲北陵高等学校 課5 交響詩「ローマの松」より(O.レスピーギ/鈴木英史)
課題曲はスケール感の大きな音に驚きました。チューバの奏者はベルが客席に向って吹いていましたが、指揮は見えるのだろうか? と、余計な心配ですね、しかしその音は入魂の怖いほどの気合が伝わりました。自由曲も昔の吹奏楽ファンには嬉しい曲、オーボエ&イングリッシュホルンが大活躍、最高です。バンダはTp4とTb2、少し音がストレートに会場に響き過ぎの感じもありましたが、いやいや良いじゃないですか、コンクールを忘れるほどの盛り上がり、奏者と聴衆が一体化するような感じを受けました。吹奏楽って最高ですね。\(^o^)/
14.明浄学院高等学校 課4 科戸の鵲巣−吹奏楽のための祝典序曲(中橋愛生)
課題曲はファンファーレも無難な感じで、丁寧な演奏です。もう少しテンポが前に進んで欲しい感じもありますが、聞いている方がおかしくなっているのかもしれません。スネアが木製のスタンドでしたが、音には効果があるのでしょう。でも、それ高さが低いやろ、と思ったのは私だけでは無いと思いますが。自由曲も丁寧で、この曲にして打楽器の冒頭は今まで聞いた中で一番抑え気味の音量でした。隙の無い演奏ながら、スケールの大きな響きで聴衆を魅了しました。

 高校の部を1日聞くと、それ相当に疲れます。素晴らしい演奏の連続で、寝る間もありません。^_^;
本日参加された団体の皆様、関係者の皆様、ご苦労様でした。素晴らしい演奏をありがとうございました。
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2011年10月23日

2011年全日本吹奏楽コンクール中学校の部

※このサイト、ページへ直リンクを貼ることを遠慮させて頂きます。
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 10月22日は東京普門会へ。中学校の部を聞いてきました。中学校の部では生徒さんの家族の方が多数応援に来られます。それはそれでよいのですが、聴衆としてのマナーの悪い方もおられ、午前中は隣の小学生と思われる子供が、なんとテレビゲームを開始、ボタンを押す音がパチパチと耳に障るので注意して止めて頂きました。隣には父親と思われる方が座っているのに注意無し。午後の部では前に座るお婆ちゃん2人が演奏中も小声で会話、これには前席の青年が注意していましたが、お婆ちゃんはびっくりした顔でした。吹奏楽を含め音楽コンサートにおける聴衆マナーと言う文化が日本には根付いていないのもありますが、広く演奏会等で広報すること、そして身近な人からどんどん注意するべきと思います。
 今年の感想として、少子化の影響なのか定員50名に満たない団体が目立ってきています。それに伴い、演奏レベルも少なからず影響を受けているような感じを受けました。選曲についてはアレンジ、邦人作品が主流ですが、その中で往年のオリジナル曲の方が新鮮に聞こえると言うおかしな現象もあるように思います。
 あと、やはり銅賞は厳しいな、、、さすがに萎える。午前と午後の配分もいかがなものか? 点数も公表されることなので、金賞を上位三団体ほどに与えるだけで良いのではないだろうか? 表彰式を見ているとほんとにそう思います。

※簡単に感想を書きますが、毎度のこと私の主観なので、ご了承下さい。ご意見がある方は、このブログのコメントに入れるか、直接私までメールを下さい。

■前半の部
1.仙台市立八軒中学校 課2 管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」(ラヴェル)
やはり朝一は辛い。聞く方も(会場はザワザワ感あり)なんとなく準備が万端で無い状況で今年の全日本吹奏楽コンクールも始まりました。個人技術は確かなものを感じましたが、会場も空気が暖まっていないのか、音が飛んで聞こえない。自由曲では弦バスを6本(課題曲2本、自由曲の頭を6本)とハープ2台と豪華な編成で楽しませて頂きました。半袖(7分袖?)の女性指揮者の巧みな振りに応える生徒さんとの一体感は素晴らしい。
2.日進市立日進中学校 課2 自由曲:交響曲第3番「オルガン付」より終楽章(サン=サーンス)
なんだか朝から進行がスムーズにはいかず、打楽器に搬出、搬入に時間がかかっていました。このあたりは連盟の動きもぎくしゃく。
課題曲は個人レベルが高く無難に演奏、自由曲では私の聞いている位置(2階後方)からは低音系がやや弱く、残念ながらオルガンサウンドには少しボリューム不足を感じました。中学生がこの息の長い曲を吹ききるだけの体力、練習のたまものなのでしょう。
3.那覇市立首里中学校 課1 喜歌劇「伯爵夫人マリツァ」セレクション(カールマン)
課題曲はTPとTbが3本ずつと小編成ながらまとまった感じのスッキリした演奏でした。しかし、この団体でも会場を響かせる音が鳴っているようには、残念ながら聞こえませんでした。自由曲では打楽器、特に鍵盤楽器の活躍が目を引きました。今後が楽しみですね。
4.札幌市立白石中学校 課4 カプレーティとモンテッキ〜「ロメオとジュリエット」その愛と死〜(天野正道)
課題曲の選曲を問題にするのはおかしい事は解っていますが、それでも今年の4は難しい。音が薄いので個々の音色と音圧が必要になるような? ここの課題曲も十分に吹いているとは思いますが、どうしても線が細く聞こえます。音程も不安定のような。自由曲は個人的にも好みの曲です。もっともっと歌い込んで下さい。しかし、中学生がここまで演奏できるのは素晴らしい。結果は厳し過ぎるのでは?
5.松山市立鴨川中学校 課4 ハリソンの夢(グラハム)
ここも課題曲の冒頭がしっくりこない。全体的にピッチも厳しいですね。打楽器群は上手でスネアの子は左利きのようで、トライアングルを巧みに叩いて良い音を出していました。自由曲は少し”速過ぎ”ではないかと個人的には思うのですが、それを演奏している奏者は凄い。ミスもありましたが、はつらつと元気がある演奏でした。
6.小郡中学校 課2 楽劇「サロメ」より 七つのヴェールの踊り(シュトラウス)
課題曲では個人技術の高さを感じました。自由曲のオーボエも好演、中学生としては最高の演奏だったと思います。但し、この曲には音に艶を求められます。そのあたりは厳しいのか?
7.越谷市立北中学校 課1 歌劇「トスカ」より(プッチーニ)
課題曲の冒頭はハーモニーが軽い感じで、低音不足を感じました。もっともっと息を入れて金管の音が抜ければ良いのですが。打楽器群は抜群に上手です。自由曲は丁寧な演奏で、とても中学生とは思えない秀演でした。雰囲気は高校の団体のようです。3台のバスドラムの使い分けも効果あり、またTpとTbのユニゾンハーモニーは最高でした。私の中では午前中のベスト3に入る演奏でした。
8.宝塚市立中山五月台中学校 課2 交響曲第5番より 第2、4楽章(M.アーノルド/瀬尾宗利)
課題曲の頭はすごく自然な解釈でスムーズに入りました。中間から少し遅めなテンポで流れて、最後は独特な解釈で終わったようです。自由曲は40名弱の編成で、アーノルドへの挑戦、良く吹いていました。編成を充実させて、今後に期待。
9.出雲市立第一中学校 課3 楽劇「サロメ」より 七つのヴェールの踊り(シュトラウス)
う〜ん、課題曲の冒頭は緊張感がもっと欲しい。少し坦々と流れ過ぎたように思いました。伝統ある中学校ですが、ここでも少子化なのか? 総勢44名ほど、Tp4、Tb3、Hr3、Eup1、Tub2と少ない金管はどうしても弱く感じます。反面、木管楽器の充実した煌びやかな音色はその存在感を発揮していました。打楽器は自由曲のティンパを3名(は確認)奏者が変わりながら叩いているように見えましたが、何か意味があったのか? 変わったばかりで迷いのある奏者もいたように思いました。
10.松戸市立第四中学校 課2 谺響する時の峡谷−吹奏楽のための交唱的序曲(中橋愛生)
課題曲は個人技術が高く無難に、貫禄のある演奏でした。自由曲も配置等(左右対称の金管後列)が効果的で素晴らしかったが、少し辛めの感想としては、木管の充実に比べて金管の音が抜けていない感じもありました。といっても、難曲を演奏している生徒さんの努力には頭が下がります。終盤は感動的、ブラボー。\(^o^)/
11.佐賀市立成章中学校 課1 メスキータ・ドゥ・コルドバ(J.ジルー)
少し小ぶりな演奏ですが、楽器は良く鳴っています。音(ピッチ)も合っていて、その正統派の演奏には好感を持てます。良く練習していますね。総合的なスケールを上げることを期待します。
12.さいたま市立岸中学校 課2 歌劇「ばらの騎士」組曲より(R.シュトラウス/渚智佳)
少し荒さも見えましたが、生き生きとした中学生らしい元気な演奏でした。特にホルンは3名でしたが、課題曲自由曲ともに健闘していました。素晴らしい。拍手!
13.金沢市立額中学校 課2 歌劇「トゥーランドット」より(G.プッチーニ/後藤洋)
課題曲からその集中力というか、指揮者(先生)と生徒の一体感が素晴らしい。もちろん演奏技術も高く、特に打楽器は素晴らしいメンバーでした。サックスソロも良かった。自由曲の終盤で息切れしたようにも感じましたが、そのチームワークとしての感銘度は、私としては午前中の一番でした。
14.柏市立酒井根中学校 課1 復興(保科洋)
テンポも良く、奏者のレベルの高さを感じる課題曲でした。少し低音不足も感じましたが、私の聞いている位置が悪いのかも? 自由曲はこれまた上手ですね。金管、特にトランペットのレベルは凄い。実力ある演奏でした。
15.羽村市立羽村第一中学校 課2 交響的断章(V.ネリベル)
個人レベルには素晴らしいものを持っているようですが、出だしからつまずく感じで、なんとなく乗り切れないままに課題曲が終わったように感じました。自由曲は往年の名曲、打楽器のバランスも破綻することなく、実に計算された名演でした。私は大好きです。このような曲をもっと取り上げて欲しい。そして評価してほしいのだが、、、今回は課題曲が実に惜しい。

■後半の部
1.大田市立第一中学校 課1 バレエ音楽「シンデレラ」より(プロコフィエフ)
ストレートな響きの課題曲で軽快な演奏でした。42名の編成で、クラが6本と木管が少し弱い感じは否めません。自由曲も良くまとまった好演ですが、もう少しインパクトが欲しいのは贅沢な要求かもしれません。
2.高岡市立芳野中学校 課2 ウインドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌帥)
課題曲は無難な演奏で、奏者のレベルの高さを感じました。自由曲は、この効果ある曲を存分に発揮した好演でした。鍵盤楽器を中心に打楽器の活躍が素晴らしい。
3.須賀川市立第一中学校 課2 三つの交響的素描「海」より風と海との対話(ドヴュッシー)
無難な課題曲、音色が柔らかく響きも良いと感じました。自由曲でも同じようにハーモニーが素晴らしく、奏者の実力を存分に発揮したと思います。少しばかり終曲向い、破綻する部分もあったように思いますが、この評価は厳しいですね。
4.さいたま市立大宮南中学校 課1 リバーダンス(ヴィーラン)
課題曲は少し遅めの慎重なテンポで始まりました。SDの音がコロコロして、初めはスナッピーを入れ忘れているのかと思いました。中間部のピッチも少し厳しいかな? 一転して自由曲では、この曲のダンスの楽しい感じを存分に発揮していました。今後に期待。
5.豊中市立第十一中学校 課1 科戸の鵲巣−吹奏楽のための祝典序曲(中橋愛生)
テンポ感も良く、楽器も鳴っている課題曲ですが、ピッチの問題は解決されていないように思いました。自由曲はスケールの大きな好演でした。今ひとつ、音が抜け切れていない感じは、ここでも音程の問題はあると思います。
6.秋田市立山王中学校 課1 交響的舞曲より第3楽章(S.ラフマニノフ/佐藤正人)
課題曲は遅めのテンポ、丁寧で響きを大事にしていますが、マーチの推進力には欠けるような? また中間部の木管の音程も少し厳しいかな? 自由曲も音を大切に丁寧な演奏ですが、同じように音楽が停滞する感じは否めない。しかし、終曲に向っては本領を発揮、最後は今大会でも最高にランクされる感銘を受けました。マーチの推進力と丁寧さのバランス、難しいですね。
7.須坂市立相森中学校 課1 交響曲第5番より第2・4楽章(M.アーノルド/瀬尾宗利)
課題曲、ここもテンポが遅くて少し重い感じあり。BDのバランスも大きめかな? 一転して自由曲はこの難曲を良く響かせていました。中学生としては最高のレベルの演奏だと思いました。
8.札幌市立清田中学校 課1 バレエ音楽「ドン・キホーテ」より(ミンクス)
テンポ感の良い課題曲でした。但し、金管と中間部の木管の音程が気になります。自由曲も良く練習されていると感じる好演。爽やかな音色を響かせていました。
9.境町立境第一中学校 課3 大いなる約束の大地 〜チンギス・ハーン(鈴木英史)
私の中では本日のベスト課題曲。導入部のユーホをトロンボーン2本の持ち替えを含んで4本で吹いていましたが、これが成功しています。緊張感のある導入部と少し作為的なテンポ設定は、この曲には必要と感じます。常に緊張感を維持しながら吹く生徒さんの実力は凄い。課題曲が終わると、その流れ(アタッカ)で自由曲が始まり、それが自然に感じるほどの演出、緊張感が自由曲の導入部へ持続しました。自由曲は少し終曲に向って飽和状態になってしまったのは少し残念でしたが、2曲ともに感銘を受ける演奏でした。
※1つだけ、課題曲が始まった瞬間、フルートの子が立ち上がり指揮者の譜面台へ何か置いた、後の情報によるとストップウォッチだったとのこと。聴衆としては、緊張感ある導入部に雑念が入り残念。どうしても時間が気になるなら指揮者が押すべきと私は思う。(数秒前に押してその分カウントすれば良いのでは)
10.生駒市立生駒中学校 課1 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より(S.プロコフィエフ/鈴木英史)
昨年と変わって、今年は気合(モチベーションの高さ)を感じる演奏でした。スッキリしたテンポ設定ながら緊張感を保ち、音程にも気を使い、緩みない課題曲でした。自由曲も鬼のように練習したのでは? 中間部の木管スケールをあのテンポで吹き切る中学生には驚きます。終曲に向い金管の高音部にはどうしても無理が生じてきましたが、それでも最後まで吹き切った奏者に素直に脱帽、称賛に値します。今回は気合のゴールドだと思いました。ブラボー。\(^o^)/
11.鳴門市第一中学校 課1 三つのジャポニスム (真島俊夫)
課題曲は全体のテンポ設定は良いのだが、打楽器群が乗り切れていないような感じを受けました。自由曲は好演、この団体は指揮の先生と生徒さんの絆、強い思いが伝わる演奏で、今後が楽しみです。
12.沖縄市立美里中学校 課1 タンタン〜太陽の神殿〜(D.ブロッセ/J.デ・メイ)
課題曲はテンポは良いが、残念ながら最初のファンファーレの音が飛んでこない感じを受けました。自由曲は九州大会よりも更に進化して、素晴らしい演奏でした。
13.小平市立小平第三中学校 課2 自由曲:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より(ラヴェル)
(当たり前のことですが)指揮者の課題曲の解釈が素晴らしく、その無駄のない動きと流れの良さに、つい見とれてしまいました。奏者側も一生懸命ついていきますが、多少傷があり、普段の実力を発揮できなかったようです。一方、自由曲では練習の成果をいかんなく発揮、素晴らしい好演でした。
14.名古屋市立汐路中学校 課2 交響曲より(矢代秋雄/根本直人)
課題曲のピッコロは(個人的に)ここがベストだったように思います。課題曲は好演、自由曲で更に聴衆を引きつけました。繊細な弱奏部分から、ホルンの心地よい響きのグリッサンド、終盤の金管楽器の力強いサウンド、中学の部の最後を飾る名演が誕生したように感じました。

 大会参加の皆様、そして大会を運営している方々、ご苦労様でした。今年も楽しく全国大会を聞くことができました。ありがとうございました。
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2011年10月17日

P-septet+ 1st Concert

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 10月16日は表記の金管アンサンブルの演奏会を聞いてきました。楽団メンバーによるオリジナル曲、〜金管アンサンブルのための5つの場面による交響的描写〜オセロをメインに演奏。賛助としてアンサンブル☆シエスタ(南星メンバーの木管五重奏)、本格芋アンサンブルKARARIサックス四重奏も参加して、演奏会に華を添えました。〜金管アンサンブルのための5つの場面による交響的描写〜オセロは吹奏楽で有名な曲ですが、実は16名の管楽器と3名の打楽器で演奏されるアンサンブル版が最初だったようです。(知らなかった)このアンサンブルチームは30~40代のメンバーが大半かな? それにしても年齢を感じさせないパワフルな演奏で、華やかな金管と打楽器を楽しまさせて頂きました。団員オリジナル作曲の「舞姫」と言う曲、これ良かったです。オセロは金管だけの演奏は初めて聞きましたが(鹿児島初演らしい)、どうしても耳に慣れている木管の響きを期待する部分もありますが、金管の華麗なテクニックと音色を存分に披露して頂きました。素晴らしい演奏をありがとう。(尊敬の念で)こいつら上手ですわ。ホントに。!(^^)!

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九州一般バンドフォーラム in 飯塚

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 10月15日に福岡県飯塚市で、”明日の一般吹奏楽団を語ろう「九州一般バンドフォーラム」”が開催されました。午前中打ち合わせを行い、午後2時開始、各県の一般バンドの代表が「一般吹奏楽団が出来る役割」「新入団員の募集方法」「その他」というテーマで討議、各県、都市部・地方部とそれぞれの楽団の事情は違いますが、地域の中で前向きに活動している状況が発表されました。私もパネラーとして参加しましたが、中高生の吹奏楽が盛り上がる中、生涯教育、歳をとっても音楽を楽しむ活動の場として一般吹奏楽団が受け入れ、今後も発展することを願っています。私の個人的な思いですが、それぞれの楽団がしっかりしたポリシーを持って活動することで、吹奏楽の愛好家が自分に合った楽団を選択できる、そんな状況がベストだと思います。地方ではなかなか難しいが、、、。
 夜は懇親会も行われ。。。一般の部は”大人”の集まり。その部分は想像にお任せしましょう。(^^)v

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2011年09月11日

第13回瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクール

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 表記の「瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクール」に参加。この大会は行進曲のみを対象とした珍しいコンクールで、すでに13回目の開催となります。なぜ鹿児島県垂水市で行うかと言えば、行進曲の父と言われる瀬戸口藤吉翁(行進曲「軍艦」「愛国」で有名な作曲家)が生まれ育った地である所以です。
 全国から参加団体もあり、過去にグランプリ(全部門の1位)を県外では、淀川工業高校、出雲市立第一中学校、東海大付属第四高等学校、東海大学付属高輪台高校、福岡工業大学等が受賞されてます。他にも多数、県内、県外からの参加もあります。吹奏楽コンクールと時期が重なることもあり、参加団体が不安定な部分もありますが、なんと各部門の一位に10万円、全部門を対象としたグランプリには50万円の賞金がでます。\(^o^)/
 昨日は県外からは、山形の鶴岡東高校が参加、高校の部門で1位でした。また、我々南星も金賞を受賞したものの一般の部門1位はJSB吹奏楽団でした。まあ、妥当な結果ですが、、、。^_^; そして特筆すべきは、グランプリに垂水中央中学校が輝きました。ここは地元の中学校で、今まで連続13回の出場、初のグランプリ受賞。おめでとうございます。当日の演奏を聞くことは出来ませんでしたが、先日の吹奏楽コンクールでは代表こそ逃したものの、その演奏は実に素晴らしく、生徒と先生の絆を感じる演奏でした。吹奏楽コンクールの感想はこちらの一番下に紹介しています。吹奏楽と言うのは、個人の技術はもちろんのことですが、それを超える団体の力「吹奏楽力」とでも言うかな、日頃からの努力、練習による大きなパワー、素晴らしい演奏が生まれます。中学生の団体が高校生、そして我々一般の団体よりも評価される、そこが楽器の技術を超えた、吹奏楽の持っている団体戦「吹奏楽力」を試されるコンクールの原点だと思います。よっ、あっぱれ! おめでとうございます。\(^o^)/
 県外の団体の皆様も、挑戦されてみませんか? 吹奏楽の原点、行進曲のコンクールです。

※尚、当日の審査員は下記の豪華な顔ぶれでした。マジで。。。(@_@;)
秋山紀夫、天野正道、小澤俊朗、中田勝博、中田昌樹 (五十音順、敬称略)

※大会規定により、もっとも遠くから参加の団体がコンクール終了後、審査の時間に特別演奏を行います。写真は鶴岡東高校の特別演奏の様子です。コンクールが終わってからの撮影ですので、ご了承下さい。
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2011年08月31日

2011年九州吹奏楽コンクール一般の部

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 2011年九州吹奏楽コンクールは最終日、一般の部を視聴、これにて私は九州大会全部門全団体をコンプリート、我ながらバカじゃっど。\(◎o◎)/
 一般の部は、それなりに盛り上がりますね。社会人の趣味としての吹奏楽、それを年に一回”競技”するのも楽しいものです。私自身は音楽とコンクールは別物と思っていますので、けして音楽に優劣をつけるのではなく、それぞれの団体の”吹奏楽力”を競技していると思っています。まあ、学生のように期限のある活動では無いので、地道に活動を続ければ、吹奏楽力は付いてくるものです。(^^)v
 簡単に感想を書きますが、主観が入りまくり。突っ込み無しで、ご了承下さい。^_^;

1.ナガサキ・ウインドオーケストラ W/地上の冒険(J.ウィリアムズ)
いきなりのハイレベルな演奏、朝一で聞いてこれだけのインパクト、課題曲もきっちりした演奏で、打楽器群も好演、金管群のレベルはさすがに大人の演奏でした。自由曲では、どうしても細かいミスが発生するのは仕方が無い難曲、ここまで演奏できるのは実際には凄い技術を持った奏者だと思います。なんだか今年の一般の部は凄い事になりそうな予感がしました。
2.リバティーウインドアンサンブル T/朝鮮民謡の主題による変奏曲(J.B.チャンス)
これまた丁寧なしっかりした演奏の課題曲、中間部の音量を落とし気味に演奏、ただしピッチが合ってないのは残念。自由曲もかなり丁寧で、少し作為的過ぎるような感じも受けます。サックス群とシンバルが光ってました。全体的なサウンドも良く、練習量も豊富な感じを受けます。一般の部にして統率感は一番だったのでは? それだけに音楽を自然な流れで楽しんで欲しい。そんな感想を持ちました。
3.玉名女子ウインドアンサンブル W/てぃーだ(酒井格)
朝から三団体目で本日のマックスを迎えてしまいました。課題曲はペット4、ボーン4と少人数でピッタリそろい、テンポもスッキリ、打楽器も貫禄の演奏です。いつからこんなに上手になったの? と感じるミスのない課題曲でした。しかし自由曲は、まだこの曲の良さを伝えるまでには仕上がっていない感じもあり、中間部では緩んだ雰囲気も、、、。なかなか難しい曲ですね。
4.J.S.B.吹奏楽団 X/カプレーティとモンテッキ〜「ロメオとジュリエット」その愛と死〜(天野正道)
私の以前の所属団体、聞く方にも力が入ります。課題曲Xは一般の団体では初登場、どうしても縦がずれる部分もあり、練習量から仕方ないのか? 全体的にはスッキリ系の演奏でした。SDが終始遅れ気味に聞こえたのですが、彼女の(知ってるだけに)実力からして、どうしたのか? 自由曲は得意の天野作品、感動的な作品を、より情熱的に吹き切った感がありました。しかし、昨年より大幅に人数が増えた割にはサウンドに広がりは感じられない点もありました。当日は朝5時起床と聞きました。ご苦労様でした。
5.飯塚吹奏楽団 X/交響曲第T番「ギルガメッシュ」より 第U・V楽章(B.アッペルモント)
この団体にとってこのホールはホームグランドだと思いますが、全体的にバランスが気になります。BDも元気すぎでは? 課題曲はもっちり系で、細部が良く聞き取れない感じでした。自由曲も全体的にストレートな感じが欲しいところですね。失礼かもしれませんが、個人レベルに差があり、セレクションすれば素晴らしい演奏になるのでは? と感想を持ちました。でも、しないところが伝統あるバンド。
6.宮之城吹奏楽団 V/シダス(T.ドス)
大編成が続いた後の39名の宮之城登場、課題曲の初めは流石の奏者でも難しいのか? 少しばかり迷いを感じましたが、曲が進むにつれ、幸喜ワールドに引き込まれていきます。フルートの同級生ねいちゃんは上手だわ!(前日の深夜1時半にホテルのロビーでばったり遭遇したが、あの時間まで飲んでも翌日は何事もなかったように好演、さすが大物じゃ〜 失礼。^_^;)自由曲も小人数の良さと金管群の輝かしい音色が素晴らしい。もちろん打楽器も好演。TPの1番が少しバランス的に聞こえ過ぎの部分もありましたが、あれだけ吹けるのも凄い。指揮者と奏者の魂のこもった、何かしらふっきれた演奏だったように感じました。あまり評価されなかったようですが、、、やはり課題曲の冒頭で勝負(イメージ)がついたように思います。最高の演奏でしたよ、ご苦労様でした。
7.熊工OBウインドアンサンブル T/科戸の鵲巣−吹奏楽のための祝典序曲(中橋愛生)
課題曲、バスドラムのバランスが大きい。中間部の鬼門のピッチも厳しい。低音が不足している感じもあります。自由曲の音楽作りはストレートな感じで好感を持てますが、終盤は音が飽和状態になってしまったような感じも受けました。
8.佐賀市民吹奏楽団 X/ラッキードラゴン〜第五福竜丸の記憶(福島弘和)
毎年のこと、ゴージャスな響きのバンドです。課題曲は丁寧で無難な演奏、シャープさに欠けるようにも感じますが、流石の演奏でした。自由曲、素晴らしい音色も、ずっと続くと平坦な感じに聞こえます。曲の魅力が伝わるまでにはあと少し。それにしても安定感のある演奏はいつ聞いても素晴らしい。
9.春日市民吹奏楽団 T/ソナタ・エクスプレッシィフ(天野正道)
大きな銅鑼の登場で会場が沸きました。^_^; 課題曲はバランス良く始まり、打楽器も安定感があります。中間部のピッチが、ここも少し厳しい。惜しい。自由曲は同じリズムの繰り返し部分もあり、少し音楽が飽和している感じも受けました。ティンパに奏者は素晴らしいですね。なんだかもったいない演奏にも感じましたが。。。
10.熊本市民吹奏楽団 W/プラトンの洞窟からの脱出(S.メリロ)
課題曲の頭を、トランペットの8本中3本で吹いていました。作戦的には成功なのですが、見ている方からは、う〜ん、一般バンドなんだから曲の頭ぐらい皆で吹こうよ! と、私は思います。(いろんな意見はあると思いますが)BDのバランスが良いですね。自由曲では、少々淡淡と音楽進む感じもあり、最後は飽和の状態、ここのBDは大き過ぎ。
11.西区市民吹奏楽団 U/吹奏楽のための「交響曲変ロ長調」より 第T楽章(P.ヒンデミット)
初めて聞くバンドでしたが、一般の部での女性指揮者は珍しいですね。課題曲においてはソロ陣に、多少不安感を受けます。自由曲はこれは懐かしい曲、(52年、関学が演奏したのを思い出しました)トランペットはブラボーでした。2曲ともに指揮者の思いは伝わる演奏でした。
12.熊本ウインドオーケストラ U/バレエ音楽「ガイーヌ」より 友情の踊り、アイシェの目覚めと踊り、収穫祭(A.ハチャトゥリャン/林紀人)
おっと、ピッコロは昇君、ビックリ。あとから聞いたけど、病気から回復したらしいですね。元気に楽器を吹いている姿、素晴らしい。彼のピッコロはどちらかと言うと攻撃的な音で迫ってきますが、本日も少し突っ込み過ぎの感じもありました。このバンド、毎回思うのは技術の高い奏者が揃っていますが、練習不足を感じる部分もあります。今回もトランペットのユニゾン等に乱れもあり、残念。いろんな環境の中、頑張っていることと思います。今後に期待します。
13.吹奏楽団コザ・フェスタ T/ウィークエンド・イン・ニューヨーク(P.スパーク)
課題曲の打楽器群を舞台上手に置く配置、低音系とリズム系のBD、SDがピッタリ合う効果が出ていました。中間部の鬼門のピッチは少し怪しい感じ。自由曲は流行りの曲ですが、もう少しはじけた感じが欲しく思います。バンドとしては2曲とも丁寧な良い演奏でした。
14.長崎市民吹奏楽団 T/コルシカ島の祈り(V.ネリベル)
課題曲のBDはバランス的に大き過ぎ。管楽器もピッチが厳しいです。ネリベルの曲を演奏、金管のハーモニーは良く鳴っていました。
15.中村学園OB吹奏楽団 T/マゼランの未知なる大陸への挑戦(樽屋雅徳)
課題曲のバスドラムはここも少しオーバーボリューム。中間部のピッチが厳しい。音と音がブレンドしない感じがするのは何故なんだろう? 自由曲ももう少し楽器が鳴っても良いと思うのだが、、、全体的には丁寧な音楽作りでした。
16.ひむか Sound CLUB T/ウインド・ブリッツ(D.ブージョア)
課題曲は、小気味よいテンポで進みます。中間部のピッチは合格なのですが、バランス的に伴奏が大き過ぎで聞こえにくいでした。最後までテンポが緩まないのは素晴らしい。自由曲も同じような感じでアップテンポ気味に曲が進みますが、弱奏部における安定感、緊張感が不足しているような感じです。バンドの実力は感じました。
17.大牟田奏友会 U/管弦楽組曲「第六の幸運をもたらす宿」より(M.アーノルド/瀬尾宗利)
今回の大牟田さんにはいつも以上に気合を感じました。課題曲もそれぞれが丁寧に吹き、更に気持ちのこもった演奏、少し打楽器群、特にバスドラムが大き過ぎるような感じもありましたが、課題曲Uのベスト演奏だったと思います。自由曲もサウンドが良く、こちらも素晴らしい演奏、シンバルを3種類は確認できました。音へのあくなき追及を感じます。今回は代表に届くのでは? と私も感じましたが、あと一歩。伝統を感じる、ほんと素晴らしい演奏でした。
18.新日本製鐵株式会社大分製鐵所吹奏楽団 W/ミンストレルボーイの主題による変奏曲〜少年楽師の祈り〜(樽屋雅徳)
課題曲の打楽器のバランスが良いですね。一つの会社でこれだけの奏者がいると言うのは素晴らしい、恵まれた環境なのだろうと、想像します。少し音楽が淡淡としているようで、もう少しメリハリも欲しいかな? 奏力のアップと、合わせの練習、これからですね。
19.コンフォート・ウインドアンサンブル U/ウインドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌帥)
課題曲のピッコロは少しつまずきましたが、その後は安定した演奏でした。全体のバランスに一考の余地があると思います。自由曲も頭はもっと慎重に入るべきと思います。その後のマリンバ等の鍵盤演奏は楽器の豪華さもあり、効果が出ています。ゴージャス感のある演奏に終始したような感じもありますが、破綻する寸前でコントロールされていたようです。一般の部の最後を飾るに相応しい、迫力ある演奏でした。

 一般の部では、それぞれの団体が個性を発揮していたように思います。結果だけ見れば金と銀、そして代表しかありませんが、そこには会場でしか味わえないライブのドラマがあります。あまり結果に左右されることなく、音楽を楽しみ、吹奏楽を追及してもらいたいものです。正直には、点数を聞くと納得できない部分もありますが、、、また、来年も頑張りましょう。一般の部には年齢制限が無いから。^_^;
 九州大会完全視聴、さすがに疲れました。審査員も大変な作業ですね。でも、吹奏楽(音楽も)ライブがすべて。いろんなドラマが見ることが出来て楽しかったです。吹連の関係者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。九州吹奏楽コンクール、完。
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2011年08月30日

2011九州吹奏楽コンクール大学の部

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大学の部は小学校の部が終わって、継続して開催、しかし会場が一気に静かに、、、観客も少ない。小学生は保護者が多いので仕方ないのだが、先週の高校の部があれだけ超満員の人気があるのに、この状況はどうにかしないといけないと思う。演奏もそれなりのレベルであると思うのだが、鬼気迫る緊迫感にはかけるような気もします。どうなんだろう? 一般職場に大学の部も統一すれば、それは盛り上がるし、聞いてる方も楽しいと思うのだが。。。吹連の方、ご一考を。
※大学の部になると少し辛口感想(コメント)になってますが、お許し下さい。

1.琉球大学 W/翠風の光(長生淳)
ファンファーレはバランス的にペットが弱く、金管後列の音が抜けてこない。テンポ的にも少し中間部緩む感じで残念。自由曲は熱演ではありますが、飽和状態の音楽が終わらない、、、。少し整理してエンディングへ。2曲とも若さ溢れる情熱を感じる演奏でした。
2.長崎大学 T/桜華幻想(福島弘和)
バランスの良い編成で、テンポも良く、中間部の鬼門のピッチもクリアしてました。少しBDが遅れ気味に聞こえる感じ。自由曲は出だしから音楽感溢れる好演、中間部以降が少し起伏に欠けるワンパターン化、おっと、これはいけるんじゃない、と感じていただけに、最終的にはもったいない感じも受けました。
3.立命館アジア太平洋大学 W/ノートルダムの鐘(A.メンケン/C.カスター)
奏者の技術はあると思いますが、人数の影響もあり線が細い感じです。旋律のフレーズをもう少し長めにとる必要もある、ピッチの問題もある。さあ、練習を頑張って下さい。
4.鹿児島大学 T/エルフゲンの叫び(G.ローレンス)
ファンファーレが抜けてこない、、、残念。中間部のピッチも怪しいレベル。打楽器は配置が下がり過ぎ、SDの位置取りも他の楽団と比べてみて下さい。自由曲は表現の幅が狭いようで、”叫び”が伝わりませんでした。2曲ともに丁寧な演奏で好感を持てるのですが、若者らしい弾けた部分も欲しいかな。
5.佐賀大学 W/OMISOKA(酒井格)
佐賀大学にも吹奏楽部が出来たのですね、以前はオケの管楽器群が出ていたように記憶しています。う〜ん、残念ながら2曲ともに、まだまだ技量不足を感じます。練習、練習、さあ練習、頑張って下さい。
6.福岡大学 X/プラハのための音楽1968年(K.フサ)
花岡さんは私の大学の先輩、実は福大は私の母校です。30年ほど前の入学、その頃の応援指導部吹奏楽団は厳しかった。入部しましたが、根性なく1ケ月程で辞めました。^_^; さて、余計な話は止めて、課題曲、なんとなくモタモタ感がありスッキリしない。和声も乱れる。スネアも安定せず。ティンバもピッチが気になる。全体のピッチにも不満あり。と散々書いていますが、2台のスネアの使い分け、配置等にも工夫は感じられました。自由曲も懐かしい曲を、この曲、確かその頃の定演で演奏したような記憶も、、、うん?「この地球を神、、、」の方だったか? まだまだ完成には程遠い出来栄えのようで、これでは満足できません。この曲、プラハの時代背景が投射されるような音楽を期待します。おっと、これだけ書いたら怒られるかな、、、全国大会での名演を期待しています。頑張ってくれ〜福大。
7.宮崎学園短期大学 U/マゼランの未知なる大陸への挑戦(樽屋雅徳)
登録は42名となっていましたが、数えたところ31名程でした。トランペットが2名、打楽器も4名での課題曲Uはちと厳しい。個人技術は高いですね、2名のペット、サックスと好演です。最終的に音圧不足と詰めの甘さも感じる演奏でしたが、意気込みを感じる演奏でした。
8.福岡教育大学 T/エスカペイド(J.スタンプ)
編成の割にトランペット4名と少ない。これ作戦なのか? 課題曲ではSDが乗り切っていないような、少し後ろ向きに感じます。BDの音は大き過ぎ。安定した技術で音楽を奏でていますが、今ひとつ伝わる感じが不足しています。バスTBの響きが素晴らしい女性奏者でした。
9.熊本 熊本大学 W/カプレーティとモンティッキ〜「ロメオとジュリエット」その愛と死(天野正道)
ここもトランペット4名と、バランス的に不足。けして4名が少ないというわけで無く、もっと鳴らせれば4名でも良いのだが。課題曲はフレーズが流れ過ぎの感じもあります。自由曲も前半の弱奏部のピッチが不安定でした。終盤への曲の盛り上がり等は素晴らしいものがあっただけに少し残念。あと少しだと思うのだが、この壁を乗り越えて欲しい。
10.福岡 福岡工業大学 X/復興(保科洋)
この部門においては「横綱」演奏ですね。何よりもTuttiのサウンドが素晴らしい。SDが2台を使い分け、少し早い部分でずれも感じましたが、これ難しい。リンガーのティンパですよね、さすがに良い音が出ています。自由曲は「復興」を選曲していますが、青森での全国大会を意識した選曲なのだろうか? 演奏自体も素晴らしいでしたが、気持ちのこもった演奏に聞こえました。

大学の部は、もっと学生らしいハツラツとした音楽を期待していましたが、少し残念な感じも。自分達の音楽をもっと表現しても良いのでは? 思うに、学生指揮が多いのですが、学生指揮自体が問題では無く、毎年変わるのでは、なかなか音楽の成長が難しいようにも思います。
さて、やはり大人の部として、一般、職場、大学は一緒になるべきですね。その方が盛り上がりますよ。(^^)v
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