2017年10月30日

2017年 全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部

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 昨年も書いていますが、今回の金賞配分も現採点システムの欠点が如実に表れた結果だと思います。前半部の金賞は4、後半は6、後半が2つも多く、数字的には後半のレベルが高いように思われますが、実際はそうでもないのです。前半は実力が拮抗し採点がばらけた(均等化)したのに対して、後半はある程度の実力団体が正当な評価を受けた。そんな感じです。前半にも金賞に値する団体はまだあったと思いますが、残念なことに評価がばらけて銀賞止まり、そんなシステムはやはり変です。まあ、運も含めてコンクールと言えばそれまでですが、金賞はとにかく、無理やり銅賞を付ける現システムは検討の余地があると思います。以下、個人的な感想ですのでご了承下さい。
※11月1日に追記:とあるご指摘もあり、後半の方が均等化して6つの金賞がでた。前半は一部の団体にA評価が集中し、5番手以降がAを過半数確保できなかった。のでは? と。確かに、その可能性も大きいですね。いずれにせよ13団体の内A評価を5個しか付けられないシステムに問題があるのでは? しかも前半・後半を別々にするから尚更不思議な結果になるような?
 
前半の部
1 横浜ブラスオルケスター 5/歌劇「ローエングリン」より 第1幕・第2幕(R.ワーグナー/近藤久敦)金
煌びやかなサウンドが朝一のホール中に響き渡りました。一般の部のレベルの高さを誇示するような演奏、音の輪郭が”キレッキレッ”でした。圧巻は自由曲、あのエルザの大聖堂が入ったローエングリン、もう私らの年代には涙物の選曲です。高い技術と豊かなサウンド、奏者と指揮者の音楽性が存分に発揮され、感動の嵐。私にとって今2017年シーズンではこの自由曲が最高のプレゼントでした。ありがとう〜 \(^o^)/ この曲、今後流行るだろうな〜
2 創価グロリア吹奏楽団 5/キクロシス(中橋愛生)銀
音楽のレンジが広く、存分に音楽を表現しています。それでも破綻しない音楽は、楽団の統率力を感じる完成された音楽でした。銀賞は厳しいが午前中の”均等化”にの影響を受けた団体の一つだと思います。
3 倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー 4/交響詩「ローマの噴水」より(O.レスピーギ/木村吉宏)銀
遅めのテンポで丁寧な音楽作りでした。サウンド、ハーモニーを重視する姿勢が随所に見られました。自由曲もしっかりした音楽を披露して頂きましたが、このレベルになると、更なる高みを期待してしまいます。今の一般の厳しい現状のようです。サウンド、ハーモニーの追及、その姿勢を感じる演奏でした。
4 泉シンフォニックウィンドオーケストラ 2/トリトン・エムファシス(長生淳)銅
少し遅めのテンポでマーチが少し重く感じました。全体的なバランスは良いのですが、少しチューバの音が浮いて聞こえます。十分な実力を持った団体、もう一歩完成度を上げれば結果はすぐに変わると思います。
5 浜松交響吹奏楽団 4/ラッキードラゴン 〜第五福竜丸の記憶〜(福島弘和)金
丁寧な演奏ながらも随所の工夫があり、演奏に切れがありました。メリハリの利いた課題曲は秀演です。自由曲も熱演で、高齢な団員も多く見受けられましたが、まさに一般の部の王道の団体ですね。終演後の奏者(特にトランペットの女性の方)やり切った感の素晴らしい笑顔でした。\(^o^)/
6 ムジカグラート氷見 3/富士山 〜北斎の版画に触発されて〜(真島俊夫)銅
個人技術は高いものを感じます。トランペット、サックスと名手ですね。大胆な音楽作りも好感が持てました。ただ全体的に音のブレンドが弱く、寄り添う感じの音楽作りに工夫が欲しいかな? バスドラムは小さなステックを多用していましたが、太めがふさわしい部分もあったような。
7 光ウィンドオーケストラ 5/キリストの復活 〜ゲツセマネの祈り〜(樽屋雅徳)銀
この団体もトランペットを中心に楽団のサウンドが立体的に仕上がっていました。自由曲ではピッコロトランペットを使用し、華やかに最後を締めました。
8 名取交響吹奏楽団 4/アウディヴィ・メディア・ノクテ 〜我は聴きぬ、真夜中に〜(O.ヴェスピ)銀
課題曲はオーソドックスな感じの解釈で、管楽器(特にトランペットを)抑え気味に演奏されたように思います。もう少し音を飛ばしても良かったような? 自由曲は中間部のチューバソロは珍しいですね。会場中に響く音に驚きました。\(^o^)/ブラボ〜 楽曲にもよりますが、いつもの一気に突き抜けていく印象とは違い、全体的に細切れ感で最後の盛り上がりにもかけたような? しかし、この団体の銀賞も厳しいよな〜
9 札幌ブラスバンド 4/交響曲第2番「キリストの受難」より(F.フェルラン)銅
良い響きを持った団体です。それぞれの奏者の技量は確かなもので、詰めればもう一ランク上の演奏になると思います。指揮者も奏者も緊張していたのか、課題曲がいきなり始まり、ティンパニ奏者は慌てて叩く様子が見られました。ギリギリセーフ。(^^)v
10 川越奏和奏友会吹奏楽団 5/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より 夜明け、全員の躍り(M.ラヴェル/佐藤正人)銀
課題曲に於いて、少し間の取り方に違和感を感じたのも事実です。奏者の技量も高く、音も際立っていますが、ブレンドしない感じで、なんとなくもどかしさを感じました。自由曲が冒頭のハープを含めスケールの音が大きすぎて旋律が聞こえにくい感じ、最後の盛り上がりは圧巻だっただけに、前半のもたつきは少し残念でした。と、言いつつも、この演奏で銀賞だから、、、均等化ですよ。
11 ブリヂストン吹奏楽団久留米 4/幻想交響曲より 第5楽章(H.ベルリオーズ/榛葉光治) 金
九州大会から比べるとだいぶ整理された印象でした。少し作為的な緩急、強弱が穏やかになり聞きやすくなったと個人的は感じました。確実なツボを押さえた課題曲、揺ぎ無い横綱演奏です。圧巻は自由曲の”鐘”と終盤部の”サウンド”、どこの団体にも真似ができないほどの、ず太いサウンド、音圧、本日一番の拍手とブラボーを受けていました。さあ、来年は何の曲が聴けるのか、、、今から楽しみです。(^^)/
12 創価学会関西吹奏楽団 2/ウインドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌帥)金
オーソドックスな演奏の課題曲、終始安定したサウンドでした。昔(大昔?)の聴く人を圧倒する様なサウンドは影を潜め、どちらかと言えば爽やかなサウンドになっているのに少し残念な気もします。自由曲も完成度の高い演奏ですが、もう一工夫欲しい気もするのは贅沢ですよね。コントロールされた素晴らしい音楽でした。
13 藤原大征とゆかいな音楽仲間たち 3/吹奏楽のための協奏曲(高昌帥)銅
楽団と課題曲とのマッチングが良かったように思います。音楽的な表現に優れ、個々人のレベルも高く聞き入ることが出来ました。自由曲も熱演、やり切った感を感じました。聞く度に充実しているような? これからも楽しみですね。

後半の部
1 西区市民吹奏楽団 3/「GR」より シンフォニック・セレクション(天野正道)金
九州初の一般の部の金賞受賞、おめでとうございます。配置(最前列にホルン1、サックス1)にも工夫があり、初めて見る方を引き付けます。そしてセンスの良い課題曲、少し冒頭は緊張しているのが伝わりましたが、すぐに立体的なサウンドが響き渡り、聞くものを引き付けました。自由曲も個々人の高いレベルのサウンドと、指揮者の音楽センスがマッチ、充実した音楽を聴くことが出来ました。変な表現ですが、九州のサウンドとは違う、都会的な3Dサウンドが確立できていました。ただ、自由曲においてはトロンボーンのストレートな音も聞きたかったのも事実ですが、今回は課題曲中心で良しとしましょう。来年以降が楽しみです。
2 春日市民吹奏楽団 2/カプレーティとモンテッキ 〜「ロメオとジュリエット」その愛と死〜(天野正道)銀
九州大会でも思いましたが、課題曲の冒頭が不用意な感じで始まり、スッキリ来ない感じがもどかしい。その後は実力を発揮していました。自由曲も場面場面は良い感じで音楽が伝わるのですが、全体的に流れない。最後の打楽器は何故にあそこまで抑えたのか? 打楽器奏者の私としてはストレスだな〜 ちょっと書きすぎたかもしれませんが、九州代表として期待を込めているので、申し訳ない。
3 箕面市青少年吹奏楽団 2/歌劇「トスカ」より(G.プッチーニ/鈴木英史)銀
青少年と楽団名にあるように、若い方からお年な方まで年齢層の幅の広い楽団のようですね。良く鳴る団体で、課題曲も整理の行き届いた、力強い音楽でした。自由曲も充実したハーモニーは圧倒していましたが、音楽性に於いて訴えるものが伝わらない感じもありました。あと一歩です。
4 NTT西日本中国吹奏楽クラブ 4/ニライカナイの海から(真島俊夫)銀
課題曲冒頭はスッキリと響かせ、その後ベルを下げ、ちょっと工夫した演出でした。効果も発揮され、好演でした。自由曲も随所に工夫をした演奏で、奏者の技術、全体のサウンドも良く、楽しく聞くことが出来ました。この演奏はもう少し評価して欲しいな〜
5 白子ウインドシンフォニカ 4/交響曲第2番「キリストの受難」より(F.フェルラン)銀
ストレートな音作りで、全体的にも良い響きでした。あと一歩、細かな詰めが出きれば、結果は変わってくるでしょう。自由曲の冒頭のトランペットのソロ、凄く温かみを感じる音色に”ドキッ”としました。いぶし銀ですね。後半部は少しバテていたようですが。(^-^; 全体的に無難な演奏、只それだけでは物足りないレベルになっています。
6 上磯吹奏楽団 4/吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より(高昌帥)銅
響き良く始まりした。この団体もトランペットがけん引する感じで、サウンドが安定しています。前団体と同様、あと一歩感のある演奏、この壁を突き破る感じが欲しいですね。
7 川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団 5/秘儀W <行進>(西村朗/福本信太郎)金
レベルの高い奏者が揃っています。アマチュアバンドの模範のような団体ですから、聞く方も期待度大です。その期待に応える、その上を行く演奏でした。打楽器の方々はメンバー間で目配せをして、タイミングを計っているようで、それ自体は悪いことではないのですが、ずっと続くと気になります。ここぞと言う時に決める感じが良いのでは。自由曲は打楽器をフルに活用した楽曲、この楽曲は、打楽器を揃えるのも普通の団体では不可能ですね。素晴らしいサウンドと新たなチャレンジ、今後も日本のアマチュア吹奏楽団をけん引して下さい。
8 大津シンフォニックバンド 4/黎明のエスキース(阿部勇一)金
こちらも老舗の吹奏楽団。前団体は新しい吹奏楽を模索するのに対して、吹奏楽の伝統を守り抜く団体のように感じているのは、私の勝手な思いです。^_^; 課題曲は模範的な演奏、全体のバランス、パート内のハーモニーも完璧、隙のない演奏でした。自由曲も音楽作りが丁寧で、聞くものを魅了しました。
9 百萬石ウィンドオーケストラ 4/バレエ音楽「エスタンシア」より (A.ヒナステラ/仲田守)金
課題曲は少し大ぶりな感じの演奏でしたが、要所のツボを得た、流れの良い演奏でした。自由曲も積極的な演奏で、奏者と指揮者の懇親の思い入れを感じる素晴らしい演奏でした。指揮者自身の編曲、終盤の盛り上がりは感動的でした。
10 東京隆生吹奏楽団 4/吹奏楽のための協奏曲(高昌帥)金
奏者のレベルも高く、サウンドも充実、まとまりのある演奏でした。自由曲も大きな音楽作りで好演です。ただ、、、少し落ち着きすぎて、あっさりした雰囲気、奏者の思いを感じることが出来なかったのも事実です。
11 大曲吹奏楽団 4/交響曲第2番より(S.ラフマニノフ/築地隆)銅
独特な解釈をされる指揮者の団体、私は昔からのファンです。オセロは良く聞いたな〜 本日の課題曲も冒頭はスカッと爽やかな雰囲気を演出していました。途中も随所に”らしさ”が発揮された演奏、私は好きです。少し残念なのは、全体的に奏者の技量が時代の流れに乗れていなのかもしれません。きっと技量が落ちたのでは無く、それだけ周りの演奏が進化していると感じます。自由曲もチャレンジ性のある選曲ですが、私の心に響くまでは無かった。残念。しかし、銅賞は無いでしょう。
12 高松市民吹奏楽団 1/富士山 〜北斎の版画に触発されて〜(真島俊夫)銀
課題曲1は譜面通りに演奏しても、あまり伝わることが無い曲のように思います。何かを吹っ切った感じの思い切りが必要なのでは? もう少しアグレッシブな演奏を期待します。自由曲は一転して、積極的な演奏、個人技も高く、素晴らしいサウンドを響かせていました。
13 相模原市民吹奏楽団 4/紺碧の波濤(長生淳)金
関東の団体さんは音が三次元サウンドと言うか、立体的な音ですね。課題曲は音の切れと寧寧な音楽作りの中にポイントを押さえた曲作りでした。自由曲も集中力の高い演奏で、指揮者の音楽性と団体のポテンシャルが見事に融合した好演でした。

 今年は台風の影響もあり、雨の中の開催でした。そんな中、打楽器を下ろしている作業を見ていると、ほんと大変な作業だよな〜 と思います。12分の晴れ舞台のためにどれだけの努力が必要か? そんな思いを感じると賞の配分にはもう少し繊細な対応をお願いしたい。評価を相対というなら、全団体を同一の範囲で比較して欲しい、前半後半に分けるのは無理があると思います。あと指定席の制度も否定はしませんが(私はむしろ歓迎)、指定席は空席が目立つのに自由席は満杯。少なくとも一階はすべて自由席、2階の一部のみ指定とするぐらいの配慮をしないと、無駄な席が増えてしまいます。指定席をとっても聴くのは一団体のみ、あとは誰も座れない、そんな席が多くみられました。指定席の人には権利放棄シールを作ればよいかも? それを貼ってある席は自由に座ってよいとか。(難しいかな〜)^_^;
 と、いろいろ書いてますが、実際の運営側の方々の苦労も大変なものと思います。このような大会運営、ご苦労様です。今後ともよろしくお願いします。
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2017年10月28日

2017年 全日本吹奏楽コンクール 大学の部

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 昨年に続き、大学の部を視聴させて頂きました。昨年より上位団体と下位団体の差が縮まり、相対的にレベルが上がったように感じます。ただ残念なのは学生指揮は誰もいなかったような? そんな大会になってしまったようです。これはもう一般の部と一体化するしかないのでは? と個人的には思います。
 余談ですが、進行が慣れないのか、会場の構造が悪いのか、スムーズな場面転換が出来ずに後半は奏者がまだ入場している途中でアナウンスを入れる場面もあり、慌てた奏者に動揺があったのでは? と危惧します。前団体の打楽器搬出が遅いので、次団体が入れない、そこに問題があり、打楽器の数に対して補助員の少なさが原因と思います。明日の一般は大丈夫かな〜

1 富山大学吹奏楽団 2/風伯の乱舞(石毛里佳)銅
課題曲冒頭のサウンド、バランスは秀逸な演奏で聞き惚れました。課題曲、自由曲共にコントロールされた演奏は指揮者と奏者の一体感のある模範的な演奏だったと思います。打楽器の活躍も、日頃の練習の成果でしょう。この演奏が銅賞と言われたら凹むよな〜
2 立正大学吹奏楽部 3/竹取物語より(三善晃/天野正道)銀
思い切りのよい演奏で、サウンドが立っています。課題曲も慎重になり過ぎずに、終始攻めの音楽を聴くことが出来ました。自由曲は好演ながらも、少し魅力に欠ける部分もあり、曲へのアプローチに物足りなさも感じました。
3 静岡大学吹奏楽団 5/オルガン交響曲第4番 ト短調 作品32(L.ヴィエルヌ/田村文生)銀
課題曲は洗練された曲作りで好演です。自由曲もサウンドが完成された音楽に感じます。奏者のレベルが高いのでしょう。打楽器、特にティンパは素晴らしい演奏。昨年と変わり落ち着いた演奏で実力の程を発揮されたと思います。
4 文教大学吹奏楽部 1/幽遠の譜(鈴木英史)金
課題曲1をこれだけ楽しく聞けたのは初めてでした。元々立体的なサウンドを持った団体、それに指揮者の切れのあるセンスが加味されて、聞くものをグイグイと引き付けました。素直に感動。\(^o^)/ 自由曲もレベルの高い演奏で、安定した音楽を聴くことが出来ました。
5 神奈川大学吹奏楽部 5/ウインドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌帥)金
この団体も個々のレベルが高く、前団体とは少し違う柔らかいサウンドに魅了させられました。自由曲も幾度となく聴いた曲ですが、ストレートな正攻法な音楽が、魅力ある演奏となりました。
6 九州情報大学吹奏楽部 2/復興(保科洋)銀
なんとなく落ち着かない雰囲気で始まってしまいました。サックスの方が演奏前に手を上げていましたが、何だったんだろう? バスドラムのストッパーをかけ忘れたようで、叩くと前に進んでしまう、聞いてる方も不安になります。部員の舞台経験の少なさが露呈したようにも感じました。演奏自体は課題曲、自由曲共に重厚なサウンドが響き渡りますが、奏者の力量の差も感じる演奏で、指揮者の風格に押され気味ですね。今後に期待します。
7 東海大学吹奏楽研究会 5/昴揚の漣(長生淳)金
奏者のレベルの高さと、指揮者の音楽性がシンクロし、素晴らしい演奏を聴かさせて頂きました。落ち着いた演奏は、なんだか学生レベルを超えたような風格さえ感じました。バスドラムはあえて小さいのを使ったのか? 少し音に違和感を感じました。
8 四国大学吹奏楽部 4/ロード・タラモア(C.ヴィトロック)銅
昨年から指揮者も変わり、団体のモチベーションも一気に上がったように感じました。この団体のバスドラムも音が、、、研究して下さい。自由曲は初めて聞く曲でしたが、魅力ある楽曲で、それほどグレードは高くないと思いますが、是非取り上げたい曲です。
9 北海学園大学吹奏楽団 5/吹奏楽のための協奏曲(高昌帥)銅
全体的なサウンドは素晴らしいですが、なんとなく詰めの甘い演奏に感じます。縦横の合わせを基本とし、そこからの音楽だと思います。銅賞の評価は厳しいですが、もう一工夫で化ける団体ですね。
10 山口大学文化会吹奏楽部 3/交響詩「モンタニャールの詩」(J.ヴァン・デル・ロースト)銀
洗練されたサウンドが聴衆を魅了しました。トランペットのトップの方は素晴らしい奏者ですね。ホルンさんも。全体的にピアノ(P)の部分にレベルの高さを感じました。自由曲も手堅い感じで、まとまった好演。トランペットパートが団体を引っ張っている、そんな印象を受けました。
11 いわき明星大学吹奏楽団 4/幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537(J.S.バッハ/E.エルガ−、根本直人)銅
課題曲は少しオーバーアクションが気になる演奏で、もう少し落ち着いた雰囲気も必要かな? 自由曲は思い入れの感じる熱演、その思いを伝えることに成功していますが、コンクールとしての評価は厳しいものかもしれません。個々の奏者のレベルの向上を望みます。
12 福岡工業大学吹奏楽団 5/交響曲第5番より 第4楽章(D.ショスタコーヴィチ/上埜孝)金
入場途中でアナウンスを入れたのは、これはちょっと問題です。奏者も動揺していたように感じました。原因は、この団体の準備が遅かったのでは無く、前団体の搬出が”もたついて”いたのが原因なのに。結果によっては重大な進行ミスだと思います。少なくとも管楽器奏者が座ってからアナウンスをするべきです。(打楽器は準備中でも)
演奏は、課題曲はなんだかんだで無難な演奏、奏者の実力の高さを証明しました。圧巻は自由曲、誰もが知っている曲をこれだけ思いを込めて演奏、そして会場を沸かせたのは一番だったと思います。低音不足は否めませんが、それでも吹奏楽の原点を見るような演奏で、金賞受賞で私も嬉しい。(^^)/
13 近畿大学吹奏楽部 5/交響曲第6番「コッツウォルド交響曲」より 第1・5・6楽章(D.ブルジョワ)金
この団体の時も、途中でアナウンスを入れる進行はどうなっているか? アナウンスで急かす前に補助員の動きを改善した方が良いです。
この団体も良く響く団体で、打楽器は少しオーバーボリュームな感じもありましたが、ギリギリセールかな? 関西の団体は元気がありますね。自由曲も魅力ある楽曲でスケール感の大きな演奏は大学の部の最後を飾るに相応しい熱演(力演)でした。個人的には往年の近大を彷彿させる演奏に感動しました。(^^)/

 大学の部、昨年より楽しく聞くことが出来ました。今、この文章を書いているのは当日の22時半、あるホテルの一室ですが、外では若者が騒いでるのが聞こえます。ホテルでも時々若者が楽しそうに廊下を歩いています。(ちょっとうるさいが) コンクールに参加した学生かな〜 と感じる会話も聞こえます。そうなんですよね、コンクールって演奏するのも楽しいし、目標に向かって一致団結する部活なんです。評価っていうのは音楽の評価だけではなく、その努力の過程の評価が大きいと私は信じています。努力すればいつか良い評価も得られます。頑張りましょう。一般団体も待ってますよ。^_^;
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2017年08月28日

2017年 九州吹奏楽コンクール 一般の部

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 職場のブリヂストンだけは別格な雰囲気ですが、一般の部はレベルの均衡が著しく、どこの団体が代表でもおかしくない状況です。今年は特に課題曲の選曲は大きなポイントだったかもしれません。結果だけ見れば課題曲1と5に対する厳しさもあったような? ここまでくれば課題曲は1曲で良いのでは? とも思いますが、どうなんだろう?
 学生とは違う、職場一般の部、何年でも何回でもチャレンジできるし、頑張って継続していれば”吹奏楽の神様”が微笑んでくれると思います。継続して頑張りましょう。(^^)/
 以下、勝手な感想文ですので、その点を考慮してご覧下さいね。不都合な部分があればお知らせ下さい。よろしくお願いします。

1.福岡 コンフォート・ウインドアンサンブル 5/巴里の幻影 銀
切れのある演奏で、センスを感じる音楽作りでした。自由曲もバランスが良い演奏、打楽器も適度にコントロールされ好演でした。全体的にメッセージ性を欠く感じもありましたが、朝一から秀逸な演奏でした。
2.沖縄 ウインドアンサンブルティラミス 3/オリエンタリズムード 〜ウインドオーケストラのために 銀
しっかりとまとまった音楽でした。自由曲もコントロールされた演奏ですが、もう少し積極的な演奏を、特に打楽器もおとなしい感じでした
3.鹿児島 J.S.B.吹奏楽団 5/吹奏楽のための組曲「サンサーラ」 金
課題曲の出だしは少しモタモタ感もありましたが、曲が進むにつれ本領を発揮、木管の上質な音が楽団をリードしていたように思いました。打楽器、少し抑え過ぎのようにも感じましたが、このぐらいが良いのかもしれませんね。トランペットはさすがに精鋭さん、良い響きでした。すでに風格をも感じる指揮者と団体、昔のやんちゃなイメージはどこへ? 嬉しくもあり、寂しくもあり。今回は残念な結果ではありますが、これはもう好みの問題ですよ。今後も第一線でガンガン頑張って下さい。(^^)/
4.福岡 ブリヂストン吹奏楽団久留米 4/幻想交響曲より 第5楽章 金 代表
頭からガツーンと音が響きます。トランペットにリードされた感じの課題曲、少しテンポは遅めでしたが、各所に工夫がみられ楽しく聞くことが出来ました。圧巻は自由曲、好みは置いといても、音の圧力と強弱、凄いな〜 なんとなくオケ版の編曲と言うより、オリジナルに近い感覚の演奏、これこそ”ザ吹奏楽”です。バスドラム、ティンパニはやり切った感ですね。ブラボー\(^o^)/
5.熊本 天草吹奏楽団 1/復興 銀
課題曲は少しまとまりに欠ける雑然としたイメージもありました。奏者さんの実力はかなり高いと見え、ソロ楽器の活躍は素晴らしい。自由曲もしっかりとした演奏で、模範的ですね。
6.沖縄 吹奏楽団コザ・フェスタ 4/交響曲第3番より 銀
課題曲は打楽器バランスが悪い。出だしの音からバスドラムにティンパニが負けた感じ、その後のスネアも小さすぎて会場まで音が飛んでこない。自由曲は名曲ですね。私も大好き。ホルンさんとイングリッシュホルンさん、ブラボーです。勢いのある演奏でした。
7.福岡 大牟田奏友会 2/マカーム・スピリタス〜吹奏楽のために 金
この団体の打楽器の皆さん、毎年のことながら素晴らしい。打楽器で音楽を表現しています。全体を通してトランペットの音が飛んでこない感じで残念。自由曲はソロ陣の活躍が素晴らしく、すべての楽器がコントロールされた好演でした。納得の金賞。
8.福岡 春日市民吹奏楽団 2/カプレーティとモンテッキ 〜「ロメオとジュリエット」その愛と死 金 代表
課題曲2は冒頭部がスッキリ来ない。どうしてもペットのバランスが難しいような。抑制を利かしながらも推進力を備えたマーチでしたが、もう”一花(華)”欲しいかな? 自由曲も上品でコントロールされた演奏ですが、私には何か物足りなさを感じたのも事実です。全国では一花(華)咲かせて下さい。(^^)/
9.熊本 ウインドアンサンブル"T" 2/マードックからの最後の手紙 銀
この団体も冒頭がスッキリ来ない、、、クラリネット中心の旋律は素晴らしいでした。自由曲も個々人はしっかり吹いていますが、全体を聴くとあと一歩整理不足かな。更なる進歩を期待します。
10.大分 アンサンブルOITA 1/ミンストレルボーイの主題による変奏曲〜少年楽師の夢 銀
少し雑然とした感じの音楽となってしまいました。一気に進む音楽の中で少し工夫が欲しいですね。自由曲は課題曲に比べ、非常に思い入れを感じる好演でした。
11.佐賀 佐賀市民吹奏楽団 5/眠るヴィシュヌの木 金
午後一の演奏、目の覚めるようなゴージャスな響きと気合みなぎる集中力で会場を魅了しました。課題曲は細部に傷もあったようですが、緊張感を維持した、息をつかせぬ見事な仕上がり。自由曲も重厚な楽器編成で、会場中に上質なサウンドが鳴り響きました。今回は代表の予想をしていましたが、あと一歩(だと思う)。高校も含め、なんか佐賀には厳しくないかい? と思ったりもします。ガンバレ〜
12.熊本 熊本ウインドオーケストラ 1/神話とモンスター 銀
課題曲の冒頭はバランスが良かった。ただ、トランペットのハーモニーが何故かしっくりこない。ちょっと不調なのかな〜 今年は全体の編成も充実、木管を中心とした上質な音楽を披露、ワンランク上の演奏を聞くことが出来ました。う〜ん、、、ペットが終始不調だったようにも感じました。
13.宮崎 宮崎市民吹奏楽団 1/三つのジャポニスム 銀
課題曲は少し荒い(若い)気もしますが、情熱のこもった演奏、あいかわらずSAXさん上手ですね。自由曲も粗削りながら勢いを感じる熱演でした。最後は少し早すぎ、、、だよね。^_^;
14.福岡 飯塚吹奏楽団 2/富士山〜北斎の版画に触発されて 銀
少し早めな感じの課題曲、二つ振りの部分が多かった。それはそれで流れも良くなり、ツボを得たマーチでした。自由曲もバランスの取れた演奏で、終始演奏がコントロールされていました。全体的に演奏に余裕を感じさせるあたりはさすがです。
15.宮崎 ひむかSound CLUB 1/交響曲第2番「キリストの受難」 銀
この課題曲と指揮者さんとの相性は凄く良いと演奏前から想像していました。思った通りと言うか、実に前向きな音楽で、グイグイ突っ走ります。30年以上前でしょうか、中学で全国大会に行ったキャンデード序曲を思い出します(これが解る人はかなりのオタクですね)。自由曲も楽団の実力が存分に発揮され、素晴らしい響きで会場を沸かせました。近年の宮崎の一般バンドの実力は本物ですね。
16.鹿児島 宮之城吹奏楽団 3/復興 銀
本大会の一押しの演奏でした。指揮者の熱意と奏者の思いがシンクロし、上質で最高の音楽を堪能させて頂きました。各ソロ奏者が実力を存分に発揮、全体のサウンドもスッキリし、これは久々の復活かな? と本気で思いました。自由曲も秀演、幾度となく聴いている曲ですが、洗練された音楽は最上質なものでした。ええええ、、これで銀賞なんですか。今回の金賞団体はブリヂストン以外、フル65名の団体、たまたまの結果とも言えますが、この団体のように適正なる人数でスッキリと心のこもった演奏、どうして評価しないのかな〜 メタボな演奏団体が続くな中、キラリと光った団体でした。私から金賞!(要らないか)(^-^;
17.長崎 サムライブラスオルケスター 5/吹奏楽のための協奏曲 金
近年実力をつけてるバンドで、今年も存分にその実力を発揮していました。少し、オーバーボリュームも感じましたが、若さの証拠かな。^_^; 自由曲も良くまとまり、全体の響きは素晴らしかった。きっと、あと数年で最高の結果は出ますよ。間違いない。
18.沖縄 那覇市民吹奏楽団 1/歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール 銀
丁寧な演奏ですが、少し推進力に欠けるかな。自由曲も親しみやすい名曲を楽しく聞くことが出来ました。素直な音楽ですが、もう少し大袈裟すぎるほどの表現も必要かな。
19.福岡 西区市民吹奏楽団 3/「GR」より シンフォニック・セレクション 金 代表
演奏前にちょっとビックリ、一番前のクラの席にホルンさんが一人、隣はSAXさんが一人、いわゆる室内楽をイメージした配置です。これは課題曲のみで、自由曲は他のパートの皆さんの場所へ戻りました。全体の配置も独特で、トロンボーンはいわゆるチューバの位置へ。SAXパートの一部は雛壇へ。なんだか文章で書くととんでもない感じですが、課題曲においてはかなり成功していると思われました。高度な技術を持つ奏者と指揮者の思い入れがマッチ、うっとりするほど素敵な課題曲の演奏でした。自由曲は木管楽器のピアノの美しさ、そして強奏部では大きなうねりも感じ、かなりのハイレベルな演奏を聴くことが出来ました。近年力をつけていると感じていましたが、今回は課題曲が絶妙にマッチ、最高の結果を出しました。努力を続ければ、吹奏楽の神様は見てるんですよ。おめでとうございます。\(^o^)/
20.長崎 ナガサキ・ウインド・オーケストラ 1/歌劇「キャンディード」より 銀
鹿児島へ帰るJRの関係で、この団体は聴くことができませんでした。申し訳ございません。

 九州大会コンプリートの予定でしたが、最後の団体を聴くことができませんでした。会場からの交通機関の関係で、日曜日に民〇党の街頭講演があるとの情報もあり、余裕をもって退席しました。
 さて、今回の九州大会”Myベスト団体”は2団体、桜丘中と宮吹さんでした。桜丘さんは中学生とは思えない圧倒的な音楽を聞かせて頂きました。宮吹さんは本文にも書いていますが、音楽への追及の姿勢に賞賛を送りたいと思います。吹奏楽。\(^o^)/
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2017年08月26日

2017年 九州吹奏楽コンクール 大学の部

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 大学の部はレベルの差が激しすぎ。前々から書いてますが、この大学の部は職場一般の部に統合されるべきです。単独で開催するには、少し盛り上がりに欠ける部門、会場も空きが目立ち、、、。統合することで、音楽的にレベルの向上も期待できるし、何よりも統合すると日程が半日減り、会場費、審査員費用などがかなり節約にもなります。是非ご一考を、吹連さん。(全日本吹連の問題でしょうが)
 毎度、個人的な感想ですが、不適切な表現等ありましたらご指摘下さい。すぐに修正いたします。

1.福岡 福岡大学応援指導部吹奏楽団 5/ウインドオーケストラのためのマインドスケープ 金
今回は45名での参加、チューバも2本のみ(弦バス無し)。クラも5本。少数精鋭を狙ったのか? 洗練された課題曲と自由曲、いつもの豪快さが無く、音が破綻しない丁寧な音楽を聴くことが出来ました。ただ、低音系の響きとか全体的に物足りない感じを受けたのも事実。時折、チューバの音割れも気になった。実は私の母校でもあり、、、なんだか覇気を感じないのが残念。古豪復活を期待しております。
2.沖縄 琉球大学吹奏楽部 3/歌劇「トゥーランドット」より 銅
指揮者さん、アナウンス前に挨拶をしたのは緊張の表われでしょうか? (^-^; 課題曲は出だしから音が合わずに苦労しましたね。自由曲は気持ちのこもった熱演ですが、総じて奏者の技術不足を感じます。そんな中、トランペット1stの良い音が響いていました。
3.大分 別府大学吹奏楽団 3/スクーティン・オン・ハードロック 銀
32名での演奏、打楽器にティンパニーが無いのは厳しい。打楽器は3名在籍、誰か叩くべきだよな〜 と思います。自由曲はロック調な部分もある曲、こちらは楽しそうな雰囲気も伝わり、奏者も生き生きしていたように思います。
4.福岡 福岡工業大学吹奏楽団 5/交響曲第5番「革命」より 第4楽章 金 代表
ストレートな響きと、高い技術力が発揮された演奏でした。先の福大と同じで、チューバは2本のみで弦バス無し。2曲を通じて低音不足なのでは。自由曲は名曲を自信満々に吹ききった感じ、ティンパニとバスドラムの音は最高ですね。\(^o^)/ 金管のパワー、木管中心の機動力あるサウンドはこの大会においては群を抜いていました。文句なしの代表ですが、例年よりは発展途上に感じたのも事実、全国大会を期待しています。細切れカットは、、、仕方ないか。
5.佐賀 佐賀大学吹奏楽団 2/ネバーランドの冒険物語 銀
丁寧な音楽作りで好感が持てました。更にお洒落なスパイスが加われば良いのだが。自由曲は初めて聞いた曲と思いますが、バンドに合った選曲で楽しく聞くことが出来ました。
6.熊本 熊本大学体育会吹奏楽部 2/鳥之石楠船神〜吹奏楽と打楽器群のための神話 銀
23名での演奏、こちらも古豪、熊大復活の演奏を楽しみにしていましたが、まだまだ技術不足は隠せないですね? バスドラムは良い音を出していました。自由曲は一変して、打楽器の猛烈なアピールに会場が湧きました。どんだけの練習したんだろう、、、演奏後の拍手は一番長かった。打楽器ブラボー \(^o^)/
7.福岡 福岡教育大学吹奏楽部 4/交響的詩曲「地獄変」 金
無難で丁寧な課題曲にまとめていますが、決め所のリズムが流れる感じで、あと一歩ピリッとこない。課題曲後半の打楽器のアクセントの部分(1小節)、ほとんどの演奏が(アクセントは)有るか無いかの中、この団体ははっきりとアクセントを付けていたのは打楽器の私的には満足でした。(^^)/ 自由曲もまとまった演奏で、学生らしく正統な演奏、あと一歩、惜しい演奏なんだよな〜
8.宮崎 宮崎大学吹奏楽部 4/歌劇「マノン・レスコー」より 銀
指揮者の正直な性格(と書いてますが知らない方です)が伝わるような正統派な課題曲でした。木管の旋律(特にクラ)が心地よく響いていました。自由曲は低音の響きも良く、情感豊かに音楽を表現していました。学生の頑張りを感じる演奏、金賞でも良かったような気もします。
9.福岡 九州情報大学吹奏楽部 2/復興 金 代表
こちらの編成はクラ5本でチューバは6本、弦バスも1本。ホルンは3本。ううん? 指揮者の挨拶から会場中が独特な雰囲気で盛り上がり、課題曲2を期待を持って拝聴。今回はバランス等、少し消化不良かな?(ほんと失礼ですが、、、)出だしから精彩を欠いている感じで、その後の木管の響き、充実の低音は素晴らしいですが、全体的に整理されていない感じも受けました。自由曲も適度に音量を押さえ、ハーモニー重視の音楽ですが、それでも迷いを感じる演奏で、昨年、一昨年のようなバンドの勢いと熱意を感じることはできませんでした。全国大会に向けて、一層の努力が必要ですね。大きく進化することを期待します。
10.鹿児島 鹿児島大学学友会吹奏楽団 4/ウインドオーケストラのためのマインドスケープ 銀
県大会の演奏が素晴らしく、今回も期待をもって聞きました。課題曲でトランペットの音が抜けてこないのが残念、9名の奏者ですが、各声部のピッチが合ってないのでしょう。曲の流れは良いのだが、全体的にモコモコした感じを受けました。自由曲はスケールの大きな演奏で、情感豊かな演奏でしたが、あと一歩整理が必要。どのような音楽を表現したいのか、そして、すっきりしたハーモニーを目指せばまだまだ伸びますよ。
11.長崎 長崎大学吹奏楽部 1/吹奏楽のための協奏交響曲 銀
課題曲1にしては少しおとなしい感じかな? もう少しエキサイティングな演奏、弾けても良かったかも。最後のバスドラムの音はグッド。(^^)/ 自由曲も木管の響きも良く、スケール感のある素晴らしい演奏でした。

 冒頭にも書いてますが、大学の部の立ち位置は九州〜全国大会でも微妙な感じで、プロ(もしくはそのような方が)指揮が振っている団体もあれば、学生指揮で頑張っている団体もあります。それこそ毎年変わる学生指揮、毎年のように輝かしい実績を残す名指揮者の大学と対等に戦える部門ではなくなっています。
 職場一般と統合が一番だと思いますが、新しい提案として、今後も大学の部を存続するのであれば指揮者も学生に限定してはどうでしょうか? 運営も学生に任せて、、、それぐらいの改革をして大学の部の存在感も出てくるような? (勝手なこと書いてスミマセン)^_^;
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2017年08月20日

2017年 九州吹奏楽コンクール 高校の部

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 高校の部は激戦ですね。今年もチケット争奪戦から始まります(笑)。私の場合も毎年苦労してます。以前はインターネットで確実に取れていましたが、最近はネットでは繋がりにくいので、ファミリーマートに直接行きます。私が仕事中の時は、家族に協力頂き作戦会議、子供(3人)に前半後半分けて狙ってもらいます。なかなか大変なんですよ。(^-^;
 さて、高校の部は本当に激戦、以前は”圧倒的”な演奏をすれば良いと言っていましたが、最近は圧倒的な演奏だらけなんですよね。もう、点数の差なんて好みに近いものだと感じます。ここ最近、4強時代の様相ですが、この流れもいつまでも続くとは思えない、そんな予感も感じる1日でした。
 以下は、私の感想文です。ほんとに感想でしかないような文章ですが、問題があればお知らせ下さい。

1.沖縄 普天間高 課4 バレエ音楽「三角帽子」より 銀
高校生のトップバッター、さすがにレベルの高い音楽で、演奏するすべての音が聞こえてきます。センスある指揮者による課題曲は的確なテンポと流れで好演でした。自由曲も場面転換もスムーズで楽しい雰囲気も漂い、演奏者の気持ちのこもった演奏だったように感じました。
2.大分 大分中学校・大分高 課2 歌劇「ナブッコ」序曲 銀
ストレートな音が会場に届きます。もう少しブレンドした方が良いような気もします。一転して自由曲は柔らかいトロンボーンのハーモニーに始まり、丁寧な音楽作りに好感が持てました。定番の一曲になりそうですね。(^^)/
3.鹿児島 出水学園出水中央高 課4 シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」 金
冒頭のハーモニーから重厚な響きで会場を魅了しました。細かな作り込みも素晴らしく、県大会から更に進歩していました。圧巻は自由曲、このスケール感で豊かな管楽器のハーモニー、そして”鐘”の音が会場中を響き渡りました。まさに”圧倒的”な演奏、もしかしたらと期待を持ちましたが、この演奏がこの段階で終わるのは非常に残念です。
4.福岡 九州産業大学附属九州高 課2 交響詩「モンタニャールの詩」 銀
課題曲はまだ整理が不足している感じ。自由曲に変わると一転して別の団体のごとく音が鳴り始めました。良く鳴る奏者の皆さん、今後が楽しみですね。
5.長崎 佐世保東翔高 課2 オルガンのための交響曲第4番 ト長調 銀
白モーニング?姿は目を引きます。^_^; 課題曲においては音作りの工夫も見られますが、音を叩きつけるような処理はちょっと気になりました。自由曲は少し地味な感じも受けましたが、最後の盛り上がり、特にチャイムの演奏は圧巻でした。凄いぞ。\(^o^)/
6.福岡 福岡市立福翔高 課2 復興 銀
課題曲はバランスも良く、推進力もあり、更に丁寧な演奏でした。自由曲も丁寧な演奏を心がけているのが伝わる演奏、指揮者の方のお人柄、努力が見えたような気がしました。更に歌心を付けて、頑張って下さい。
7.長崎 活水高 課4 フェスティバル・ヴァリエーション 金
スキのない課題曲、ミスが無いというわけではないようですが、曲の細部まで気遣う指揮に見とれてしまいます。さて、自由曲、最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮する生徒さんの姿には感動します。細かいミスとか、そんなことはどうでもよいほどのエネルギーを感じる演奏です。コンクールと言う舞台を忘れさせるだけの”音楽と魂”がそこにはありました。結果は残念ですが、会場が一番湧いた団体であったのは間違いない。私自身が証人です。ブラボー \(^o^)/
8.鹿児島 松陽高 課4 吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より 金
今の九州の流れを変えるのはこの団体しかないと私は思っています。音量、技術、パフォーマンスはすでに限界にきているのでは? 今回の代表クラスを超えるには、静(聖)なる音楽の質だと思っています。この団体は出来る、もっと言えば出来ていた団体、本日の演奏ではその片鱗を見せて頂きましたが、まだまだゾクゾクする様な木管中心の響きは感じることができませんでした。鹿児島大会からは進歩していましたが、今後に期待します。応援してますよ。(^^)/
9.福岡 精華女子高 課4 アウディヴィ・メディア・ノクテ 〜我は聴きぬ、真夜中に 金 代表
細部の作りが今一つ完成していない感じを受けたのは私だけなのかな〜 もちろん奏者の実力はNO1クラスです。自由曲も新しいタイプの曲に挑戦していたようですが、リズムセクション含め、総じて消化不良のように感じました。場面にもよりますが、もっとビート感が出た方が良いのでは? 今回、舞台メンバーは50名弱だったように思いますが、木管系はもう少し厚くても良いのでは? 全国大会の舞台で完全燃焼できることを願っています。
10.熊本 熊本北高 課4 歌劇「アンドレア・シェニエ」より 金
ストレートな響きの課題曲でした。素直な音楽作りは好感が持てます。自由曲の冒頭のハープは効果的でしたね。歌の部分も神秘的な感じで楽しませて頂きました。
11.佐賀 龍谷高 課5 いにしえの時から 金
課題曲5はまだ消化されていない感じですが、奏者の技量は高いことを伺えました。ハーモニー作りがしっかりしているようで、良い響きの自由曲でした。
12.福岡 門司学園高 課4 バレエ音楽「中国の不思議な役人」より 金
課題曲は指揮者が振らされているような感じを受けたのは錯覚でしょうか? 音楽が淡々と進む感じです。一転して自由曲は精力的な熱演で、奏者の技術も高く好演でした。只、この曲はもっと泥臭く、愛と憎悪に、、、。
13.宮崎 日向学院高 課4 カルミナ・ブラーナ 銀
課題曲では強弱に変化が乏しいので淡々と進む感じです。一工夫欲しいですね。自由曲もカルミナブラーナ、この曲の副題に「世俗的」とあるように、人間の俗っぽい雰囲気が欲しいですね。間の取り方が不自然な部分もありました。
14.宮崎 都城商業高 課4 宇宙の音楽 金
午後一の演奏、目の覚めるような爽やかなマーチでした。バスドラムの子は良い音と笑顔ですね。(^^)/ 自由曲も難曲を吹ききっています。それだけの技量を持った生徒さん、素晴らしいと思いました。あと不足するとすれば、音圧かな。(音量では無い)
15.宮崎 宮崎西高校・附属中 課1 宇宙の音楽 銀
テンポよく課題曲も始まりました。無難な演奏ですが、これに独自の色を付けるのが難しい曲ですね。自由曲も良く吹ききりました。中学生も入っているとのこと、今後が楽しみですね。
16.長崎 奥田学園・創成館高 課4 キリストの復活〜ゲツセマネの祈り〜 金
落ち着いたテンポで音楽を表現していました。合わせシンバルが強弱をつけて工夫をしていましたね。音も良かった。拍手。自由曲も指揮者のセンスと奏者の技量がマッチして、非常に洗練された音楽を聴くことが出来ました。このような団体が、もっと力をつけるときっとその先も見えてくると思います。
17.熊本 玉名女子高 課4 カプレーティとモンテッキ 「ロメオとジュリエット」その愛と死 金 代表
搬入搬出の補助員は相変わらず凄い(多い)ですね。あっという間に持ってきて、あっという間に片付きます。演奏は横綱演奏、上段管楽器が7名だったと思いますが、特にトランペットの4名は高校生の域を脱しているように感じます。自由曲も強弱、聞かせどころ、すべてを把握しているような演奏で、まさに脱帽です。選手層(この場合奏者層と言うのか?)の厚い団体、しばらくは横綱が続くでしょう。
18.沖縄 那覇高 課1 歌劇「アンドレア・シェニエ」より 銀
課題曲1は少し工夫しないと、そのまま終わってしまう感じです。自由曲は感情豊かに演奏し、好演でした。トロンボーン良かったですね。(^^)/
19.鹿児島 甲南高 課4 序曲「ピータールー」 金
課題曲、自由曲を含め、指揮者の”懇親の力”漲る熱演でした。奏者の皆さんも技術力が高く、県大会よりもさらに進歩している様子が伺えました。サンパレスに於いてはトランペットの音が飛んでこないので、譜面台に当てる必要はないように思います。ガンガン鳴らすべき。打楽器はいろいろと工夫の跡も見えました。(^^)/ 金賞受賞おめでとう。\(^o^)/
20.福岡 小倉高 課5 紺碧の波濤 銀
立体感のある演奏で、課題曲も色彩感を感じる好演だったと思います。只、少し打楽器はオーバーボリュームだったかな〜 その点は惜しい。自由曲もレベルの高い、思い入れを感じる演奏でした。この演奏で銀賞はきついな〜
21.福岡 修猷館高 課2 吹奏楽のための交響曲「ワインダーク・シー」 金
課題曲の出だしはバランスよく、スピード感もありスッキリとした構成でした。それでも音の整理の必要性を感じるのはこの課題曲の難しさかもしれません。自由曲の冒頭、ホルンセクションの活躍は素晴らしかった。全体的に気合みなぎる演奏で、素晴らしい演奏でした。
22.福岡 福岡工業大学附属城東高 課4 眠るヴィシュヌの木 金 代表
スケール感の違いを見せつけるような演奏でした。課題曲の作り込みも完璧に近く、聞くものを魅了させました。自由曲もワンランク上の演奏、吹き過ぎない音楽を身に着けて”鬼に金棒”そんな気にもなりました。
23.佐賀 佐賀学園高 課5 眠るヴィシュヌの木 金
いつものゴージャスな響きは更に磨きがかかり、今回は特に課題曲で効果が出ていたように思います。課題曲5は指揮者も手慣れた感じの音楽で、実に立体感のある素晴らしい演奏でした、自由曲も前団体に負けず劣らず、素晴らしい演奏で、、、不思議に思うのは、毎年のこと、もう少し評価を受けても良い団体だと思います。
24.福岡 大牟田高 課4 シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」 銀
ゆっくり目の課題曲、流れをしっかりキープし、安定した課題曲でした。只、それだけでは満足できない時代になっているの事実、更に工夫が欲しいところです。自由曲も、タメ、間、感情の起伏、その音楽性を必要としているのかもしれません。
25.大分 大分商業高 課1 シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」 銀
課題曲は無難な演奏です。SAXのソロは良い音ですね。自由曲も良く吹いた感じですが、もう一歩工夫も欲しいきたします。オーボエソロは素晴らしい音でした。(^^)/
26.長崎 長崎東高 課4 歌劇「マノン・レスコー」より 銀
課題曲は上質な音楽で、トランペットの充実、打楽器のセンスも良い感じでした。バスドラムは高価な楽器で、ホントによい音、小ぶりのステックがマッチしていました。自由曲も冒頭の柔らかい音色が特筆もの、大人の音楽を感じました。う〜ん、銀賞は厳しいな〜

安定した上位団体、それを追う団体もかなり実力をつけてきています。戦国時代の到来を感じさせる大会でした。来年はどんなドラマが待ち受けるのか、今から楽しみです。(^^)/
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2017年08月19日

2017年 九州吹奏楽コンクール 中学校の部

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 中学校になると、すでに大人の仲間入り。ステージ準備も自分たちで行います。それは良いのですが、指揮者の先生の姿が時に気になります。特に演奏が終わってから、さっさと消えていく指揮者さん、打楽器の撤収を気遣い最後まで手伝う方、それぞれ事情はあると思いますが、いつもの練習環境が見えてくるようです。(良し悪しを言っているのではありません。あしからず)
 さて、本年も熱い演奏が続きました。生徒さんの一生懸命さは全員に金賞(どこかで聞いたセリフ)。まあ、コンテストですから優劣は出ますが、この優劣は生徒さんの努力、保護者さんの努力、そして最後は指導者、そして指揮者さんの力量を試されているように思います。もちろんダメな指揮者さんは誰もいませんが、生徒さんと同様に、いやそれ以上に努力しなければ結果は出ないものだと思います。それは才能とかでは無く、努力、そして”謙虚”さだと思います。大変な苦労と想像はしますが、指揮者をできるという環境は誰もが経験できるものではないのです。指揮者の皆様、頑張って下さい。
 以下、個人の感想文ですので、ご了承下さい。不適切な部分があれば連絡下さい。すぐに書き換えます。

1.鹿児島 鹿児島市立武岡中 課4 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 金
朝一からガツンと音が鳴り響きました。細部の作りも手慣れた感じで、安心して聴くことができます。自由曲もホールいっぱいに音楽が響き渡り、演奏している皆様の熱意、気持ちが伝わってきます。この曲と出会って幸せだったのでは。トロンボーンのオフステージソロも素晴らしかったです。余談かもしれませんが、ここ数十年この先生の音楽を聴いていますが、奏者との距離がより近くなり円熟の域に達しているように感じました。朝一以外で聞きたかった、、、そんな思いもあります。
2.福岡 福岡市立田隈中 課4 パガニーニの主題による狂詩曲 銀
ストレートな音楽作りですが、テンポが安定しない感じを受けます。指揮者の先生が全体が早めになると抑えに入り、ゆっくりなると引っ張る感じかな? 演奏に身をゆだねる感じも必要だと思います。自由曲は難曲への挑戦、十分に吹ききっているものの、あと一歩の前進を。能力を持った奏者たち、今後に期待ですね。
3.宮崎 宮崎市立加納中 課1 青い水平線 銀
勢いのある音楽で好感が持てます。少し変則的な楽器配置ですが、サックスのソロは埋もれたようにも思いますが、、、。全体的に少しモコモコした感じを受けました。自由曲は打楽器の活躍もあり好演です。もう一歩、歌心に工夫がほしいかな。
4.福岡 福岡市立金武中 課4 アフリカの儀式と歌、宗教的典礼 金
ストレートな響きで、細部にも工夫がみられ上質な課題曲でした。自由曲もこの勢いで進むと思われましたが、アフリカ系のリズムが際立っていない感じ、アクセントが弱いのかもしれません。この曲には吹っ切れるほどの情熱とリズム感が必要ですね。皆さん優しい。^_^;
5.福岡 北九州市立木屋瀬中 課1 彩雲の螺旋〜吹奏楽のための 金
この団体、午前中の一押しだったのだが、、、。課題曲は勢いもあり、細部の作りもしっかりし、課題曲1の中では1〜2を争う演奏だったのでは? 全体を通して一つ上の上質の音楽を聴くことが出来ました。ソロ陣の活躍、サックスソロも素晴らしかった。クラリネットが2列目でしたが、少し弱いので前に出した方が良かったのでは? と、勝手な感想を持ちました。私の中では代表候補だったので残念。
6.大分 大分市立鶴崎中 課2 歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール 銀
課題曲2は木簡旋律の音程がずれると、ちょっと厳しい感じかな? その意味では非常に難しい曲です。自由曲はティンパはもっと鳴らしても良いと思いますよ。指揮が旋律に合わせて揺れるの打楽器は大変叩きにくそうでしたが、よく堪えた感じです。総じて、中学生らしい元気のある演奏で楽しく聞くことが出来ました。
7.沖縄 沖縄市立美東中 課4 ラッキードラゴン〜第五福竜丸の記憶〜 銀
管楽器に比べて打楽器がおとなしいですね。もっともっと表現して良いのでは。自由曲も音楽表現をもっともっと深く、歌い込んでほしい気がしました。管楽器は鳴っているだけにもったいない演奏でした。
8.熊本 天草市立本渡中 課2 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 金 代表
チームワーク、奏者の努力と実力が今回の代表の座を引き寄せたように思います。おめでとうございます。課題曲はまだまだ作りが荒いというか、もう一歩工夫が欲しい感じ。音程も気になる部分もありました。自由曲、ソロ陣の活躍、奏者の力量で名曲が会場いっぱいに響き渡りました。ただ、感銘度においては今一つの仕上がりで、もっともっと曲への思い入れが欲しい。再チャレンジできる団体ですので、全国大会に向けて頑張って下さい。
9.沖縄 北中城村立北中城中 課4 交響詩「スパルクタス」 金
ストレートな音楽で、課題曲には勢いがありました。もう少し工夫が欲しいのも本音ですが。実力ある奏者で、自由曲ももっと音楽を感じさせることが出来るはずです。あと一歩、そこが難しいですね。
10.佐賀 佐賀市立成章中 課2 トッカータとフーガ・ニ短調 銀
30名弱の奏者で、トランペットが普通のサックスの位置、ひな壇には木簡低音系とチューバ、弦バスが並んでいます。初めて見たような? 自由曲ではそれなりの効果は感じましたが、課題曲では前向きラッパがないので音が飛んでこない感じで、多少のもどかしさも感じました。一転、自由曲では木管楽器を中心に高度な技術でバッハの音楽を表現していました。選曲によっては小編成の見本にもなると思いますが、マーチにおいてはちょっと辛いかな。
11.長崎 大村市立大村中 課4 マカーム・スピリタス〜吹奏楽のために〜 金
今回のダークホース的な存在感がありました。アナウンス〜挨拶時の笑顔からその雰囲気は、あの雰囲気です。^_^; 課題曲の冒頭も実にしっかりした作りで、いかにも感がありかな。課題曲、打楽器の人、歌ってませんでしたか? 私には聞こえたような気もしますが、空耳なのかな〜 バスドラム良い音でした。自由曲も多くの打楽器を使いこなし、熱演です。バリサクのソロは素晴らしかった。決め所がピッタリ決まって、もしかして、と言う気もしましたが、今後の更なる技術の向上に期待しています。あと一歩。
12.福岡 福岡市立内浜中 課2 大いなる約束の大地〜チンギス・ハーン 銀
若干遅めのテンポで確実な演奏でした。演奏自体は実にコントロールされ、手堅いイメージです。バスドラムも良い音でした。自由曲は前半部、立体的な演奏で会場中を響かせました。熱演が続いたのですが、最後があれれ、、、と言う感じで終わったようにも思いました。(失礼)^_^;
13.鹿児島 薩摩川内市立川内中央中 課4 シネマ・シメリック 銀
課題曲、一直線で音楽が進む感じで、もう一工夫欲しいですね。自由曲では熱意のある演奏、奏者の技術も高く、好演でした。少し打楽器はオーバーボリュームな部分もあったような。
14.佐賀 佐賀市立昭栄中 課3 秘儀2〜7声部の管楽オーケストラと4人の打楽器奏者のための 銀
並び方が先の佐賀の学校と似ています。ひな壇に木簡低音と弦バスなど。課題曲は今大会の中高ではここだけの3番。う〜ん、流れる音楽は曲のポイントがあまり良く解らない感じでした。独特の雰囲気を持つ指揮者さんと高度な技術を持つ奏者たち。自由曲では存分に指揮者の音楽観を表現していたように思いますが、、、もう少しストレートな音楽を聴いてみたい、その方が子供たちも喜ぶのではないかな? そんな気持ちにもなりました。(失礼) 
15.福岡 福岡市立原中央中 課2 斐伊川に流るるクシナダ姫の涙 銀
推進力のある課題曲ですが、全体的に少しレガート奏法的に聞こえてきました。マーチに関してはどうかな? って感じです。全体の音圧も軽く、加えてスネアの音も軽い感じで、もう少し重厚感を出せればよいのでは。自由曲は奏者の技術も高く、熱演でした。少し音楽が飽和する感じで、そこは残念かな。
16.大分 大分市立稙田中 課2 喜歌劇「チャルダッシュの女王」セレクション 銀
なんだかチャレンジャーのような課題曲で、どんどん向かってきました。打楽器に男性陣が5〜6名もいる恵まれた団体です。中学生らしいストレートな音楽は、コンクールでありながら聴衆も楽しい雰囲気に包まれました。グロッケンさんも名演でしたね。(^^)v
17.鹿児島 鹿児島市立桜丘中 課4 ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ 金 代表
アナウンスが曲名を流暢に紹介すると指揮者さんが微笑んでいたように見えましたが。それは置いといて、課題曲の出だしから、最高の音楽を聞かさせて頂きました。課題曲前半部の打楽器等のリズム系が無くなる部分、あそこを自然な流れで聴けたのはこの団体が初めてでした。このコンサートマーチにおいては多少のテンポの揺れを作らないとハマらない部分だと思います。細かな工夫は独創的であり、演奏は独壇場の雰囲気でした。最高。\(^o^)/ 自由曲も圧巻の演奏で、終曲部の盛り上がりは感動的で、まさ鳥肌ものでした。終演後の”ブラボー”が会場中に響き渡りました。(^^)/
18.宮崎 都城市立西中 課2 イーストコーストの風景 銀
丁寧な演奏ですが、もう少し推進力も欲しいところです。自由曲もきちんとした演奏で、お決まりのサイレンも良い音が鳴ってました。もう少し、遊び心も欲しいかな?
19.福岡 福岡市立姪浜中 課2 シネマ・シメリック 金 代表
課題曲2においては、冒頭部のトランペットの音が飛んでこない感じです。これは音域の問題もあるのか、無理して出すとバランスが悪くなるようです。この団体も出だしがスッキリした感じではありませんでした。その後の木管群の旋律は素晴らしいですね。これだけきれいな木管ユニゾンは本日No1だったと思います。加えて、低音系も実にしっかりした音で安定しています。自由曲は天野作品、前半部の導入はさすがに技術力の高い生徒さんで名演です。只、後半になるといくつもの山が飽和状態で方向性の整理が必要なのでは? と感じました。と言っても、文句なしの代表であることには間違いありません。全国大会へ向けて頑張って下さい。
20.福岡 県立門司学園中 課1 ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス 金
鮮やかな青色のステージ衣装。課題曲1はテンポもよく、木管楽器のスケールもかみ合い、実に素晴らしい出来だったと思います。トランペットの3本のハーモニーも素晴らしい。自由曲も打楽器を駆使した素晴らしい演奏、代表にも届く勢いだったと思います。あと一歩欲しいのは、その先にある”音楽”なのかもしれません。
21.熊本 人吉市立第一中 課2 交響的断章(V.ネリベル)銀
少ない人数(26名)での演奏、気持ちのこもった熱意を感じる演奏でした。自由曲もやり切った感もあり、往年の名曲を楽しく聞くことができました。打楽器の名手がそろっていますね。人数が揃えば強力な団体になるでしょう。
22.福岡 福岡市立長丘中 課2 復興 銀
ここも課題曲の冒頭がスッキリ決まっていない感じです。スネアの音もこもり気味で、ちょっと工夫が欲しいかな。全体を通じて練習量が豊富な感じは受けます。今後に期待したい団体ですね。
23.宮崎 宮崎市立大淀中 課1 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より シャコンヌ 銀
課題曲は丁寧な演奏ですが、時折テンポが緩む感じが残念でした。サックスのソロは正統派の見本的な演奏ですね。ブラボー。自由曲はバッハの音楽へ挑戦、いろんな勉強になったことと思います。好演でした。
24.長崎 雲仙市立小浜中 課1 ルイ・ブージェワーの賛美歌による変奏曲 銀
人数が少ない(27名)を感じさせない”センスの良い”演奏でした。自由曲も難曲への挑戦、いろいろ傷もありますが、相当に技術の高い奏者で今後が楽しみな団体です。
25.長崎 長崎市立山里中 課2 ミュージカル「レ・ミゼラブル」より 金
課題曲の冒頭は管楽器が鳴らし過ぎてバランスを崩しているようにも見えました。実に難しい曲です。全体の流れもサクッとした感じで、もう少し工夫も欲しいかな? 自由曲は同じ団体とは思えないほど伸び伸びとし、奏者の思いの入った壮大な演奏でした。抜群のトランペットの存在感、半端でない奏者が揃っていますね。素晴らしい。\(^o^)/ 全体的に、ブツ切りな感じの曲を整理されていないようで、今回は少し残念な結果に終わったようです。実力では抜きんでているのは間違いないです。
26.沖縄 沖縄市立美里中 課4 ミュージカル「レ・ミゼラブル」より 金
課題曲は鮮やかなサウンドで聴衆を魅了しました。もう少し細部への拘りも欲しいところで、少し残念。自由曲は2団体続けて同じ曲、こちらのトランペットも奏力が高く、中学生とは思えない演奏でした。思い入れを感じる演奏で、中学校の部のトリを飾るにふさわしい素晴らしい演奏でした。

 冒頭に指揮者さんへの苦言を書いてしまいましたが、やはり何においても謙虚さが一番のように思います。私は思うのですが、”音楽の神様”っているんですよ、きっと努力していたらきっと結果も出ます。その為には、人一倍努力をし、教えを乞うことです。そして自分のものにしなければ意味はありません。頑張りましょう。
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2017年08月18日

2017年 九州吹奏楽コンクール 小学校の部

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 昨年に引き続き今年も小学校の部を聴いて来ました。上位団体は大人の音楽を感じるほどにレベルも高いですね。昨年も少し書きましたが、小学高では金管バンドと吹奏楽編成があり、同じ土俵で競います。今年は21団体参加、11団体が吹奏楽編成、半分以上となりました。そして金賞が5団体、金管バンドは1団体のみ、あと4団体は吹奏楽編成です。代表も吹奏楽編成。本文にも触れていますが、同じ土俵で競うのは厳しいのでは? 例えて言えば、オーケストラ編成と吹奏楽が同じコンテストを受けている感じも受けます。もちろん諸事情もあり、すべてが吹奏楽になるのは難しいと思いますが、益々吹奏楽編成が優位な大会になるのは間違いないと思います。もちろん金管バンドで金賞、そして代表になれないということでは無いですが、結構、厳しいぞ〜 と言うのが個人的な感想です。
 では、今回も私の感想ですので、ご了承下さい。尚、不適切な表現等ありましたら、ご連絡下さい。すぐに修正します。

1 石垣市立登野城小学校 センチュリア 銀
打楽器の小柄な子がシンバルを一生懸命叩く姿に感動、涙が出ました。(私もオジサンになったな〜)その横のもっと小柄な女の子のタンバリンはリズム感もよく、音も響き、爽快な演奏に華を添えました。全体的には的確なテンポ設定と柔らかい金管楽器の音色が響き、好演でした。
2 鹿児島市立東谷山小学校 センチュリア 銀
前団体と同じ曲ですが、前団体は金管バンド、こちらは吹奏楽編成。楽器の数が多いと色彩感もアップし、指揮者の熱意も伝わる好演でした。打楽器も良い響きで、楽器(古い楽器に見えたが)を超えた音色が出ているように感じました。今後が期待されますね。蛇足ながら、ティンパの足台は高すぎたのでは?
3 鹿児島市立明和小学校 フェスタ・パエザーナ 銀
非常にハーモニーバランスがよく、テンポの決めどころもツボを得た洗練された音楽を聴くことができました。ありがとうございます。打楽器も上手だな〜 今後の名指揮者の活躍を予感させる演奏でした。編成の充実に期待。
4 鹿児島市立大龍小学校 太陽の輝き 銀
個人技の高さは目を見張るものがありました。特にトップのラッパ、コルネット、素晴らしいですね。スネアドラムの音も大変気に入りました。(^^)/ バンド全体がコントロールされた素晴らし演奏でした。ただ、優等生的な演奏の中にも、もう少し、音楽的な間合い、積極的な歌心を注入出来たら最高なのですが。
5 志免町立志免南小学校 眩い星座になるために・・・ 銀
打楽器上手ですね。ティンパの子も素晴らしい。奏者が全体的に音に向かっていく姿勢を感じる熱演でした。サックス・ユーホさん、上手だな〜 全体的に色彩感のある音楽で好演でした。ちょっと前向き金管が弱いかな。今後の課題ですね。
6 熊本市立五福小学校 夢への冒険 金
非常に上質な音楽を聴くことが出来ました。個々人のレベルが高く、ソロ楽器も大変上手です。指揮者との一体感もあり、素直な音の演奏に将来性を感じます。トランペットの奏者、今後の成長が楽しみです。
7 鹿児島市立清和小学校 永遠の輝き 銀
こちらのペット軍団も非常に安定した演奏でした。どのパートの奏者も技術力では本日のトップレベルは間違いないのです。ただ、曲の入りから少し迷いを感じる演奏で、全体的にパッション不足を感じます。もっともっと熱い思いを込めれば素晴らしい演奏になると思いますよ。
8 宮崎市立大淀小学校 沢地萃 金 代表
出てくる音が大人です。(^-^; 目をつぶって聞けばたぶん小学生の演奏とは思えないのでは? 更に、ソロ陣が凄い。フルート、サックス、クラさん、大人顔負けですね。昨年も非常に高いレベルを披露しましたが、今回は選曲との相性が良く、大成功のように思います。書き加えるならば、打楽器は技術はピカ一ながらも、少しオーバーボリュームな部分もあったかな?
9 長崎大学教育学部附属小学校 かみごと 〜幼い日に見た祭りの情景〜 銀
丁寧な音楽づくりは好感が持てます。金管バンドの模範的な演奏で、終始落ち着いた演奏でした。ただ、このレベルではもっとアグレッシブな音楽も聴きたくなる、、、贅沢ですが。
10 鹿島市立鹿島小学校 希望のファンファーレ 大きな古時計による変奏曲 銅
さあ、みんなで基本練習を始めよう。と言っても、普通の小学生としては十分なレベルなのかもしれません。トロンボーンの子は光ってましたね。(^^)/
11 鹿児島市立和田小学校 海峡を渡る風 銀
非常に丁寧な演奏で、指揮者の熱意も感じ、もう一歩進んだら大化けするような予感。日本太鼓を効果的に使い、積極的で魅力ある演奏、豊富な練習量も感じました。今後が楽しみ。一つだけ、ステージセッティングで最後まで補助員の大人全員が残っていたのは何故に? 運搬が終わればさっと消えましょうよ。^_^;
12 中城村立中城南小学校・津覇小学校 やまなみのしらせ 銀
小学校名は二つあるということは合同参加なのかな? 少子化も進みこのようなことも今後は普通になるのかな〜(事実は知りませんが) 演奏は非常に練習量を感じさせるバランスよい演奏でした。特に中低音が充実していたような。指揮者を含め、揃いの衣装も良い感じでした。(^^)/
13 沖縄市立比屋根小学校 悠久の地 銅
基礎的な奏力の充実を。演奏自体は光るものも感じます。打楽器も積極的な演奏で、今後の期待の持てる演奏でした。頑張って下さい。
14 鹿児島市立武岡台小学校 銀河鉄道 金
金管バンドでは唯一金賞を受賞、おめでとうございます。イントロよりインパクトのある音で、客席に鮮明な印象を与えました。指揮者と生徒さんとの一体感も感じ、堂々とした風格さえ感じる演奏、奏者の技術も昨年よりさらに進化、小学生の金管バンドとしては頂点を極めているのでは? ただ、それでも代表に届かない、、、私には音の色彩感としか思えないのですが。(諸事情があるのでしょう、失礼)
15 那覇市立城東小学校 元禄 銀
冒頭部の音楽は素晴らしい響きでした。曲が進むにつれ少し綻びも出てくる感じを受けました。この曲ではハーモニーバランスが非常に重要な要素なのでは、少し惜しい感じも受けました。全体を通して良く練習されている様子も感じ、今後に期待します。
16 鹿児島市立谷山小学校 吹奏楽のための文明開化の鐘 金
バンド全体としては非常にレベルも高く、奏者の充実ぶりには目を見張るものがあります。打楽器、特にスネアは良い音が出てますね。たぶん、代表にもあと一歩だと思うのですが、あと一歩、もっともっとパッションをもって音楽性を高めれば、手が届く、それが出来るバンドです。非常に惜しい。
17 熊本市立高平台小学校 海の男達の歌 銀
レベルの高い演奏で、打楽器も目を見張るものがありました。この難曲を吹き上げている小学生の姿、ちょっとビックリです。打楽器の特殊楽器も巧みに操り、もっと評価しても良いのではないかな〜 これだけ頑張ったのに銀賞は厳しいな〜 
18 天草市立本渡南小学校 エル・カミーノ・レアル 銀
うひょ〜 ホルンセクション上手だな〜 もちろんどのパートもレベルの高い技術力を持った奏者です。エルカミは誰でも知ってる名曲、それに挑戦したのも嬉しい。小学生もこれだけ吹けるということを再確認しました。皆さん凄いよ。う〜ん、銀賞か、、、これも厳しいな〜 気になったのはカットが不自然な感じだったのと、後半がスーパーテンポになって、指揮者が引っ張り、生徒が追い付くと、更に引っ張る感じの演奏で落ち着きが無くなったように思います。熱い演奏も好きですが、ここは少し冷静になりましょう。^_^;
19 北中城村立北中城小学校 悠久の地 銀
全体的に落ち着いた演奏でした。もう少し、アグレッシブな感じも欲しいかな。タンバリンの子の演奏が印象に残りました。音楽を感じながら演奏する姿に感動です。トランペットの子は将来が楽しみな感じ、大物の予感がしますね。
20 那覇市立安謝小学校 ダブリン・ピクチャーズ 銀
今年もコンクールではあまり聞かれないような分野の音楽、楽しく聞くことが出来ました。ペット、フリューゲルの3人の名手は素晴らしいですね。マウスピースを度々変えるのちょっと気になったけど、あまり見ない光景です。このスタイルでの挑戦は面白く、指揮者、生徒さんも精一杯な演奏、パフォーマンス良く、もっと評価して欲しいな〜 
21 薩摩川内市立平佐西小学校 パーシステイン 金
昨年より進化し、指揮者さんが自分の音楽を表現されているように感じました。奏力の高い生徒さんが多く、レベルの高い演奏。ただ、このクラスではもう少し充実した編成、音圧が必要だと思います。人数だけの問題では無く、全体的な音圧が少し去年よりは落ちているような。そんな贅沢な印象を受けたのも事実です。でも来年はきっちりとリベンジしてくるでしょう。期待しています。(^^)/

 さあ、これも毎回書いていますが、吹奏楽コンクールと音楽は別物と考えましょう。この団体戦であるコンクールに挑戦したのは、小学校時代の思い出作りでもあり、チーム、仲間との結束も強まったことでしょう。この経験は人生の糧になることは間違いないと思います。そして音楽活動としては今、始まったばかりです。音楽はいつまでも続けることができる人生のお友達、これからも続けて下さいね。
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2017年08月01日

2017年 鹿児島県吹奏楽コンクール高校の部

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※毎度、勝手な感想を書いていますが、個人感想文ですのでご容認下さい。内容が不適切な場合はご連絡下さい。早々に修正します。

 鹿児島県大会の高校の部を聞くのは6年ぶり、久々に聞くと、あまりのレベルの高さに驚きとともに、結果の出なかった学生さんへの心のケアが心配になるほどです。どこまでやれば鹿児島県大会を抜けられるのか? そんな思いを感じるほど一生懸命な姿に心を打たれました。
 音楽には絶対評価は無く、しかも数人の審査員により判断される競技、出演順も微妙に影響もうけるのも周知の事実、時には運も味方にしなければならないほどレベルは拮抗しているようです。金賞銀賞と賞も付きますが、金はとにかく、同じ銀賞に大きな差があるもの事実で、何かしらの矛盾を感じます。現状では点数も発表されるので代表を3団体発表するだけ良いのかもしれません。いろいろ考えはありますが、賞はあくまでも目標であり、自分が、そして団体が、どれだけこの夏に一生懸命楽曲に向き合ってきたか、それを将来の糧にしてほしい、と感じました。青春バンザイ。\(^o^)/  

1 武岡台高校 55 T 歌劇「マノン・レスコー」より 盛山春樹
朝1から素晴らしいサウンドで始まりました。鹿児島のレベルの高さを感じる演奏、一昔前なら間違いなく代表レベルです。課題曲のバスドラムもホールに響き渡り好演。4名のホルンさん鳴りますね〜(^^)v 指揮者の豊かな感性で自由曲も聴衆を魅了しました。出演順が違えば違った結果だと思います。私の中では金賞。(^^)/
2 川薩清修館  19 U 星空の物語田 邉憲史郎
トロンバーンが1名でしたが、頑張っている姿が素晴らしい。安定していました。\(^o^)/ 全体的には個々のレベルアップと人数確保が課題でしょう。今後も頑張って下さい。
3 川内  33 U 民衆を導く自由の女神 橋本優里花
課題曲のクラリネットのユニゾン素晴らしい。ユーホさんもお上手ですね。全体的に金管が弱い感じを受けましたが、総じて丁寧な音楽づくりですが、音の整理をすればもっと良くなると思います。もったいない感じを受けました。
4 鹿児島情報 55 U 富士山〜北斎の版画に触発されて〜 原田幸典
久々に情報高校の演奏を聞きましたが、現在も確かなレベルを維持していますね。気合みなぎる奏者の姿には感動します。う〜ん、残念なのは課題曲で金管のアタックが強く、テンポも急いてる感じが伝わります。好演ながらも、総じて演奏に落ち着きを感じられませんでした。自由曲は堂々とした演奏で九州全国でも通用するレベルと思います。この段階で上部大会に進めないのは鹿児島の層の厚さを物語っています。私も非常に残念。
5 出水中央 55 W シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」 江口博人 代表
課題曲を聞くと、スコアが浮かんでくるほど整理され、緻密に計算された音楽でした。自由曲では大音量への評価もいろいろあると思いますが、これだけ鳴らしても破綻しないのは素晴らしい。私の中では本日のベスト演奏。バスドラムが少し小さめでピッチが高めなのが気になりましたが、、、。
6 大島  51 T 交響詩「アルプスの詩」 堀之内拓郎
顧問の先生が変わり、いかに? と思っていましたが、柔らかい音色、バランスよい響き、高校生の模範的な演奏でした。誠実で正統派の演奏に好感が持てます。全体的にもう少し積極性のある音楽も希望しますが、これからの課題でしょう。自由曲、ホルンさん好演でした。\(^o^)/ こちらの銀賞は厳しい。
7 加世田  25 U 吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」 阿潟M健一
音楽の始まりがフワ〜と入る感じはマイナスかな。ガツンと息を入れてほしい。上手な奏者も散見され不思議な感じの団体でした。これまたもったいない感じの演奏、生徒の皆さん、顧問の先生、吹奏楽は団体戦、頑張って下さい。
8 龍桜  43 W 交響曲第2番「オデッセイ」より 原口誠生
赤いブレザーが鮮烈なイメージですね。服装に反して演奏は実に丁寧な演奏で好感が持てます。もう少しストレートな響きも欲しいところですが、今後の個人の基礎力向上もお願いします。自由曲のホルンさんは素晴らしかったです。\(^o^)/
9 伊集院  45 U 斐伊川に流るるクシナダ姫の涙 岩下力
この団体の課題曲も少し急いてる感じで、工夫の欲しいところでした。奏者の実力は金賞レベルに匹敵しているのは間違いなく、あと一歩が難しい。素材は良いのであとは料理次第かな〜 これまたもったいない演奏でした。
10 奄美 21 U 「マ・メール・ロワ」よりT、V、X 春田紗也加
クラリネット一人には驚きましたが、演奏としては成立しています。素敵な演奏でした。打楽器、特にスネアドラムの方は素晴らしい演奏で、本日のナンバーワンかな? と思っていたところ”おりべ賞”を頂いたとの情報あり。納得の受賞です。メンバーが増員されれば恐ろし団体に化けると思います。
11 国分 55 W 歌劇「マノン・レスコー」より 山角伊世
充実な編成とレベルの高い奏者、これまた整理が足りない感じで、実に惜しい演奏です。自由曲をもっともっと情感豊かに演奏してほしい、そんなもどかしい感じも受けました。
12 神村学園中・高  55 W ウインドオーケストラのためのバラット 久木田恵理子
課題曲、この団体のシンバルは本日のナンバー1でしょう。(^^♪ サスティーンを上手くコントロールして実に爽快な演奏でした。\(^o^)/ブラボ〜 課題曲のクラリネットの使い方、音量は私の好みとマッチ、課題曲4ではベスト演奏(解釈)だったように思います(好みによるでしょうが)。自由曲のトランペットの響き、低音の持続音、こりゃ只者では無いと感じるほど。相当な実力者では? 九州大会で響かせてほしかったな〜 全体的にもツボを押さえた熱演で、私の中では本日ベスト2を予想したのだが、結果は違ったようです。この団体もこの大会で終わるにはもったいなさすぎる、上部大会でも十分に通用する実力をもっていることを断言できます。う〜ん残念、、、。
13 松陽 55 W 吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より 立石純也 代表
今回から指揮者が変わり、私の中でも大きな期待を持って聞かせて頂きました。結論から言うと、う〜ん、まだまだですね(ゴメンナサイ)。演奏の流れは秀逸ですが、松陽さんらしからぬミストーンとピッチ等のずれも気になりました。素材がまだ熟成されていないようで、もっともっと基本的な技術の向上を期待します。黄金期の松陽サウンドを知っているだけに辛口でスミマセンが、個人的感想として正直に書くと、会場中に漂う風格、演奏中のオーラを感じることができませんでした。上部に進めなかった団体の為にもこれからの飛躍に期待します。
14 鹿児島実業 53 U 大空を支配する勇者たちへ 吉村祐樹
元気のよい課題曲で、勢いは感じますが、パート内のバランスが少し不足しているかな。ストレートは発音の音は少し耳に刺さる感じも受けます。シンバルさんは叩いたまま引き上げないのは少し違和感を感じました。自由曲のホルンソロさん、好演でしたね。(^^♪
15 甲南 55 W ピータールー序曲 永井哲 代表
実に素晴らしい生徒さんたちですね。それを支える指揮者(顧問)の先生、伝統的に培った信頼感関係が漂う演奏でした。パート内バランスも素晴らしい。自発的な活動であれだけのレベルをキープしているのには驚きです。課題曲は手堅く、自由曲は手慣れた感じで、奏者の実力と指揮者の音楽表現が融合、以前にも増して良い演奏になっていました。強奏部よりもピアノ(pp)の部分にこの団体の真の実力を感じます。ピータールー、良い曲だな〜 (^^)/
16 錦江湾 19 U 森にいだかれて 友利翔子
基礎力の向上を望むとともに、技術的な指導も不足しているようです。生徒さんの一生懸命さは伝わってくるので、あとは指揮者をはじめ周りの環境を整備すべきです。いろんな機会を設けて勉強していきましょう。吹奏楽は団体戦、頑張りましょう。
17 屋久島 24 T 沢地萃 橋口順一
小編成ながら、実に感銘的な演奏でした。指揮者と奏者の一体感はどこの団体にも負けないほどの雰囲気を感じました。チューバのソロも良かったな〜 小編成でもこれだけの演奏ができる見本のような演奏で、やはり音楽は気持ち(気合)だと再認識しました。素晴らしい奏者と指揮者に拍手です。\(^o^)/ブラボ〜
18 鹿屋 55 U 「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番二短調より シャコンヌ 有村恵
奏者のレベルも高く、音楽への作り込み(意欲)も感じる団体でした。もちろんまだ整理の足りない部分もあったように思いますが、難曲である自由曲を意欲的に取り組む姿は素晴らしい。この曲に取り組んだことは一生の思い出になるんだろうな〜 青春バンザイ。\(^o^)/
19 鹿児島南  37 W アイヴァンホー 杉之尾裕也
金管楽器の音程がぶら下がり気味で、少し修正が必要かな? 演奏自体は丁寧でコントロールされた音楽でした。自由曲も曲の良さが伝わる演奏、楽しく聞かせて頂きました。
20 加治木  55 U 「GR」より シンフォニック・セレクション 風勝治
編成が充実し、個人技術も高く、指揮者の力も漲る熱演でした。少し力が入りすぎのようにも感じましたが、整理整頓すれば代表クラスの団体だと思います。クラベスの音、若干ずれもあったけど音色は本日一番でした。\(^o^)/ 自由曲も場面場面は素晴らしいのですが、全体を通して聴くと山がぼやけてしまったかな?
21 鹿屋中央 50 T 宇宙の音楽 末廣孝
課題曲は早めのテンポで少し落ち着きがない感じです。個人技術と奏者の集中力は一級品ですね。自由曲は高難度の曲を精一杯吹いている、表現しているのは伝わります。が、やはり消化不良に感じるのはこの曲に対する期待度の高さかもしれません。う〜ん、難しい。
22 鶴丸 50 U マードックからの最後の手紙 新福一孝
県内の県立高校が頑張っている中、期待を持って聞きましたが、基本のパート内のバランス、ハーモニーが出来上がっていないように感じます。それぞれの奏者は一級品であることは間違いなのですが、もっと聞きあって合奏が必要かな? ちょっと辛口だけど、あと一歩何かを変えるとすごく上手な団体になることは間違いないのです。自分達で主体的に考えることが一番大事、この団体には出来るはずです。
23 鹿児島 55 W プラネット・ナイン〜未知への軌跡〜 東久照
課題曲の出だしのバランスが少し気になりましたが、その後は流ちょうでオーソドックスな仕上がりの課題曲でした。一変して自由曲では鹿児島ワールド(東ワールド)で存分に音楽を感じることが出来ました。生徒さんにとって本当に幸せな時間だったのでは? コンクールを忘れるほどの熱演だったように思います。
24 蒲生 13 U 「センチュリア」序曲 餘慶暁
マーチにバスドラムが無いことはあり得ない。他の打楽器は無くてもバスドラムだけは入れるべきです。スネアの方がドラムセットで叩いても良かったのでは? 吹奏楽は団体戦、みんなで助け合って頑張りましょう。
25 川内商工  34 V 青い水平線 羽子田夏貴
課題曲3は入りの部分に緊張感が不足していたように思いますが、その後の展開は鮮やかでした。指揮者の音楽性も感じることができ、何よりも奏者の楽器技術と気持ちのこもった演奏でした。自由曲も編成を充実されると大化けることを感じる演奏でした。
24 指宿商業 25 U 眩い星座になるために・・・ 北薗美奈
練習量を感じさせる堂々とした演奏だったように思います。ただピッチ等細かな点でマイナスもあります。各奏者のパフォーマンスは十分に発揮し、自由曲も成功しています。相当な練習量を感じました。あとは技術力だ。(^^)/ガンバレ〜
27 鹿児島中央 55 T ドン・ファン セレクション 福森利昭
実はわが母校です。(^-^; 久々に演奏を聴きましたが、演奏技術の向上には驚きます。指揮者がグイグイ音楽を引っ張っていきますが、それに食らいつく姿が健気な感じを受けます。課題曲、自由曲含め少し強引な進行に少し戸惑いも感じます。自然な流れの中で音楽を表現することを希望、奏者の実力からすれば金賞は当たり前ですが、もっと上の段階を目指して頂きたい、それが出来る団体です。
28 鹿児島工業 50 V ピータールー序曲 幸喜隆
ここも久しぶりに聞きましたが、充実した編成に驚き、演奏技術の進歩にも時代の流れを感じます。名指揮者による音楽の流れに奏者が一生懸命ついていく、そんな姿は前団体と同じですが、出来上がる音楽が指揮者と奏者の思いが共感しているように感じました。素晴らしい演奏、金賞受賞、おめでとうございます。蛇足として、自由曲の終曲部はカットしてほしくなかったな〜 (^-^;
29 志布志 36 U バイバイ・ヴァイオレット 吉村奈緒子
課題曲、自由曲共に打楽器の皆様が高い技術で演奏を支えていました。素晴らしい。人数的なビハインドも感じさせない積極的な演奏でした。
30 鹿児島城西 19 U ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス 郡山俊一郎
課題曲は無難な感じ、自由曲は積極的な演奏で、打楽器特にバンドを盛り上げていました。充実した編成を望みます。
31 明桜館 33 U モンタージュ 國分要
オーソドックスな感じの課題曲、もう少し積極的な演奏も期待します。自由曲も無難な感じですが、今からの団体でしょう。頑張って下さい。
32 国分中央 37 W コロポックルの棲む渓谷「神居古潭」 小原舞衣
個々人の技術力の高いバンドでした。少ない人数ながらもまとまった演奏で、十分に上位を狙える位置に来ていると思います。今後の活躍に期待します。
33 川辺 34 U マードックからの最後の手紙 下園俊郎
丁寧な演奏ですね。少し丁寧すぎてもう少し積極性も欲しい感じも受けましたが、今後が楽しみな団体です。自由曲(課題曲含め)打楽器にセンスある奏者が多く、楽しみです。このメンバーでアンコンとかどうでしょう?(余計なことかな)^_^;
34 鹿児島玉龍中高 48 W 富士山〜北斎の版画に触発されて〜 前田礼子
本日の演奏団体の中でもトップクラスの演奏でした。以前のイメージから格段の進歩があり、丁寧さ、バランス、音量、音程、すべてにおいてコントロールされていたように思います。素晴らしい。でも、何かが足りない、そう、何かが、、、私の勝手な思いかもしれませんが、簡単に言うと積極性、ワイルドに言うと”必死さ”かな? 音楽への喜怒哀楽、音楽に酔い、狂い、アブノーマルさも必要なのかもしれません。なんか難しいですね。
35 徳之島 37 U 「ひと夏の恋」〜けやきの気に抱かれて… 水間徹
指揮者が私の高校の時の顧問の先生でした。失礼ながら高齢になり、頭も薄くなり、挨拶も(会場にいた方はわかると思います)^_^; まだ現役で指揮を振って活躍する姿を見ると私も頑張らねばと思います。音楽に関しては生徒さんが主体で活動しているのは明らか、そんな団体もあってもいいのかな? 有能な生徒さんを微笑みながら指揮をしているんだろうな〜 ガンバレ高校生諸君!
36 樟南 34 W 梁塵秘抄 〜熊野古道の幻想〜 田畑仁美
長い長い8日間の最後を飾る演奏、指揮者と生徒さんが一生懸命な様子が伝わる演奏でした。細かな動きに工夫も見られ、演奏を楽しんでいる様子が伝わりました。編成を充実して今後の活躍に期待します。

総括
2日間、高校の部を聞き、結果を聞くと無難な感じも受けますが、金賞、その中で代表団体とその他の団体の差は紙一重だと思います。いや、それだと紙一枚の差はありますが、そんな差もないほどに接戦だと思います。私の感想としては、審査員が違えば結果も違うこともあり得ます。冒頭にも書きましたが、絶対的な評価はできないからです。但し、忘れてはいけないのは、その評価は受け入れなければいけないのです。それがコンクールの絶対だからです。今回代表になった団体は”奢らず”、代表から漏れた団体も”腐らず”、音楽を続けて下さいね。コンクールと音楽は別物と言い切っても良いと思います。音楽は楽しむもの、一般の団体は”音楽を永遠に”受け入れますよ。(^^)/
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2016年10月31日

2016年全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部

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 今回の一般の部、午前中は金賞が5団体、午後は3団体、午後の方がレベルが低かったか? まったくその反対です。どうしてそんなことが起きるのか? 私が心配していることが眞に現実となりました。
 その前に今の審査方法(賞の決め方)を紹介します。今回は午前・午後ともに参加は13団体ですので、審査員は無理してでもA評価を5団体、Bを4団体、Cを4団体、相対評価でつけなければなりません。そして金賞はAが9人の審査員の過半数(5名以上)、銅賞はCが過半数(5名以上)で、それ以外は銀賞となります。少し複雑ですが、これには大きな欠点があります。例えば本日の例でいうと、午前中は3団体は確実にAとして、それは金賞で良いのですが、各審査員Aを3つ以外に2つをつけなければなりません。そうなると絶対評価でBと思ってもAをつけます。それが半数以上の審査員がつければ、金賞です。この場合はあまり問題は無いのですが、本日の後半に関して、ほとんどがA評価対象、高レベルの団体が多数あり。それでもA評価としては5つしかつけられません。同レベルのA評価が分散してしまい、その結果、Aを過半数(5名以上)とれたのは3団体しか誕生しないわけです。同じことは銅賞でも言えます。本日の午後の部での銅賞が3団体ですが、これも無理してでも審査員が4つつけるので、その結果、思わぬ銅賞が誕生します。
 長々と書いていますが、つまり、高レベルが集中する場合には金賞は少なくなる傾向、その場合でも銅賞も誕生するという残酷な制度です。
 今年、高校の部でも午前午後4団体しか金賞が出ていないのも、同じように高レベルの演奏が多かったからでしょう。
 なんだかな〜 もう少し理系の頭を持った役員さんがいれば、以前のように個々の団体を採点してもらい、その標準偏差を出して統計的に処理して配分できると思うのですが。私的なベストは、金賞3団体、もしくは1位2位3位と、それだけで十分だと思います。全国大会に銅賞なんて要りません。
 ※毎度、勝手な感想を書いていますが、個人感想文ですのでご容認下さい。内容が不適切な場合はご連絡下さい。早々に修正します。

午前の部
1 ソノーレ・ウィンドアンサンブル 2/交響曲第10番より(D. ショスタコーヴィチ/天野正道)銀
個人技の高い団体で、奏者が音楽を表現しています。残念ながら時折ミストーンもあり、このレベルでは痛手です。昨日の大学と指揮者が同じなので、同じ印象ですが、課題曲は音符を持ち過ぎと感じます。自由曲は攻める音楽で好演でした。
2 光ウィンドオーケストラ 5/プラネット・ナイン 〜未知への軌跡〜(樽屋雅徳)銀
テンポは遅めで丁寧な演奏ですが、ポイントがボケる感じです。自由曲も同じ傾向で、もう少し整理が必要かな。奏者の実力は充分に高いものを持っています。
3 名取交響吹奏楽団 1/ウインドアンサンブルのためのコンチェルト(S.ブライアント)金
遅めのテンポの課題曲ですが、バランスも良く、歌い込みも半端なく、自由に音楽をコントロールしています。あいかわらず陽氏は凄いな〜 と感じます。クラも7本と少人数ですが、高レベルなアンサンブル。自由曲も圧巻でした、最後の旋律が心に残り、終演後のブラボーも納得です。
4 倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー(指揮/佐藤道郎) 1/バレエ音楽「白鳥の湖」より 序奏、4羽の白鳥の踊り、終曲(P.チャイコフスキー/保科洋)銅
課題曲は丁寧でコントロールされた音楽です。年配の方が多数在籍する団体のようで、息の長い活動が伺えます。自由曲は多少のミストーンもありましたが、名曲を高い技術と表現力で魅了しました。特にハープの演奏は目を見張る効果でした。
5 浜松交響吹奏楽団 3/富士山(Mont Fuji)−北斎の版画に触発されて− (真島俊夫)金
この楽団も高齢者? が多いようで、ヘッドが白か無しの方が頑張っている姿を見ると、私どもも負けられないなーと思います。^_^; 反して演奏はアグレッシブで早めのテンポ設定の課題曲を吹き切る姿は見事、若手との融合が上手くいっているようですね。ちょっと打楽器がオーバーボリュウームにも感じましたが、古豪の実力を存分に発揮しました。指揮者の15回目の表彰に華を添えましたね。\(^o^)/
6 春日市民吹奏楽団 1/天雷无妄(天野正道)銀
音も良いし、バランスも良し。でも何かインパクトの足りない課題曲でした。同じように自由曲も中間部が停滞するような感じもあり、このレベルの大会では物足りなさを感じたのも事実です。
7 秋田吹奏楽団 2/二つの交響的断章(V.ネリベル)銅
課題曲から全体の一体感が少しずれているようで、演奏にメリハリが無い感じでした。自由曲もネリベル特有の音のタメ(粘り)を感じない淡々とした音楽となりました。打楽器は初心者も入っていた様で、フォローする連帯感を感じないのが残念でした。
8 創価学会関西吹奏楽団 5/吹奏楽のための協奏曲(高昌帥)金
音楽に取り組む姿勢の統一感は流石ですね。ピッコロとフルートの出だしは本日のベスト演奏でしょう。けして破綻しない自由曲、素晴らしい。
9 ブリヂストン吹奏楽団久留米 4/交響詩「ローマの祭り」より チルチェンセス、主顕祭(O.レスピーギ/榛葉光治)金
課題曲の作り込みが九州大会にも増して、念入りに仕上がっていました。自由曲も九州ではミスも見られましたが、今回はほぼ完璧なのでは?(完璧に聞こえた) う〜ん、これだけの演奏を聞けるのは吹奏楽愛好家冥利に尽きますね。間違いなく本日ベストでしょう。来年は何の曲を聞けるのか? 今から楽しみです。
10 上磯吹奏楽団 4/交響的印象「教会のステンドグラス」より(O.レスピーギ/藤田玄播)銅
スッキリとした課題曲ですが、少々淡白に聞こえるのは前団体の影響かもしれません。自由曲は歌い込みも素晴らしく、名演奏だったと思います。
11 藤原大征とゆかいな音楽仲間たち 3/復興(保科洋)銅
指揮者と奏者の情熱がほとばしる演奏、しかしながら課題曲Vはこうなっちゃダメ、的な演奏で、もう少し整理も必要かな? 自由曲もある意味”気合”を感じる演奏で私は好きです。復興は名曲ですね。
12 東京隆生吹奏楽団 1/ウインドオーケストラのためのバラッド(高昌帥)銀
スケール感の大きな課題曲ですが、この曲では作りが雑にも聞こえます。もう少し整理ができるはず。奏者の能力は高く、自由曲ではいかんなく発揮していました。この曲も”ダフクロ”が入っているようで、最近の流行りなのでしょうか。最後のハーモニーも微妙だったような。
13 伊奈学園OB吹奏楽団 1/ラッキードラゴン 〜第五福竜丸の記憶(福島弘和)金
丁寧な課題曲で作りがしっかりしています。同じ教育(高校時代)を過ごした結束力のようなものを感じます。なんか楽しそうだな〜 自由曲はもっと思い込みが欲しく感じます。演奏は綺麗なんですが、何か物足りない。

午後の部
1 Pastorale Symphonic Band 5/風伯の乱舞(石毛里佳)銀
バランスの良い洗練された音楽でした。響きも良く非の付け所の無い演奏です。が、何かインパクトが足りないのかな〜 結果は銀賞になってしまいましたが、今の採点方式の弊害にも思います。
2 J.S.B.吹奏楽団 5/バッハの名による幻想曲とフーガ(F.リスト/田村文生)銅
課題曲は、ちょっともたついた感じもありましたが、それこそ”気合”の入った演奏でした。自由曲も九州大会よりも更に進歩し、熱い思いとサウンドがホール中に響き渡りました。銅賞となりましたが、どこかが銅賞を引かなければいけない採点方式、やはりおかしい。
3 大津シンフォニックバンド 1/交響詩「ヌーナ」(阿部勇一)金
ゆっくりめのテンポ設定で、一つ一つの音の粒が立っています。1stトランぺーと名手ですね。低音系の響きも凄いな〜 真の実力を持ったバンドと感じました。
4 川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団 5/サンサーラ 〜天に召されし者へ〜(高昌帥)金
洗練された音と煌びやかな響きのある団体です。ある意味、上手(凄い)としか言いようのない音楽作り、日本を代表する一般団体です。しかし、本日の演奏は私にはあまり魅力を感じることができません。曲の影響もあるかもしれませんが、奏者はどんな思いで演奏しているのかな〜
5 鏡野吹奏楽団 5/プラネットナイン 〜未知への軌跡〜 (樽屋雅徳)銅
失礼かもしれませんが、私の想像を超えるクオリティーの高い団体でした。丁寧な音楽作りも好感が持てます。この演奏にしても銅賞をつけるのだから、、、何度も言いますが変な採点システムですよ。
6 横浜ブラスオルケスター 4/交響曲第6番イ短調「悲劇的」より 第4楽章(G.マーラー/近藤久敦)銀
好みでしょうが、課題曲は早すぎませんか? 時間の関係なら残念です。スネアのチューニングは低すぎて、PPの演奏では、会場では聞こえませんでした。自由曲はWティンパと大きなハンマーには驚きました。挑戦としては評価できますが、あえて吹奏楽で、しかもコンクール自由曲として8分ほど演奏する意味はどうなんだろう?(個人的見解)
7 百萬石ウィンドオーケストラ 1/ジェ・エテ・オ・バル(D.グランサム)銅
心地よいテンポでバランスも良く、丁寧な演奏でした。自由曲も遊び心もあり、聞いて見て、楽しい演奏でした。なんで銅賞なんでしょう? もっと評価してよいと思います。採点方式の、、、以下略。
8 ウインドアンサンブル ドゥ・ノール 1/ バンドのための3つの民謡集より(A.ボイゼン.Jr) 銀
テンポ、バランス、音色、理想的な課題曲と感じました。自由曲も勢いがあり、好演です。打楽器が少しオーバーボリュームかな? 熱意を感じる演奏でした。
9 大曲吹奏楽団 1/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より シャコンヌ(J.S.バッハ/根本直人)銀
年齢層の高いメンバーも多く、歴史を感じる団体ですね。カチカチとした課題曲で、マーチとしては正統派だと思います。自由曲も思い入れを感じる立派な演奏、少し低音系が薄い感じを受けたのも事実ですが。
10 NTT西日本中国吹奏楽クラブ 3/バレエ音楽「ガイーヌ」より 序奏、友情の踊り、アイシェの孤独、収穫祭(A.ハチャトゥリャン/林紀人)銀
課題曲Vは丁寧さがあり、柔らかめな音は心地よい響きでした。自由曲も音に輝きがありますね。このような聞いていて楽しい曲をもっともっと取り上げて欲しいな〜 そして評価してほしいです。
11 ヤマハ吹奏楽団 5/エリオトロピスム 〜光に向かうこころ(長生淳)金
今回はどうなんだろう? 課題曲の冒頭から微妙な感じ受けました。奏者の高い技術を発揮するのには成功していますが、音楽としての魅力は感じることが出来ませんでした。自由曲も同じ、伝わってくるものは少なかったです。もちろん金賞です。
12 宝塚市吹奏楽団 3/吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より II.情緒、IV.陽光(高昌帥)銀
課題曲Vは本日ベストでしょう。この曲の良さを発揮することに成功しています。自由曲も良い響きで、その実力を存分に発揮しました。あえて言いますが、午前中なら間違いなく金賞でしょう。
13 デアクライス・ブラスオルケスター 1/白磁の月の輝宮夜(樽屋雅徳)銀
オーソドックスな演奏ですが、的を得た落ち着いたマーチでした。自由曲も和のテイストを存分に発揮し、指揮者の歌心と奏者の技術がマッチした素晴らしい演奏でした。なんで銀賞なんでしょうか? ホントわからん。

 あまり賞に拘る気は無かったのですが(事実、この日々吹奏も初めは賞は載せていません)最近の採点基準には問題意識を持っています。何よりも銅賞を無理やりつける制度、実力が平均化するほど金賞が減る制度、なんだか矛盾だらけです。これって審査結果は公表されているんでしょうか? 本日の採点結果も見てみたいものです。
 まあ、吹奏楽の神様は、努力すれば平等に微笑んでくれると思っていますが。(^^)/
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2016年10月29日

2016年全日本吹奏楽コンクール 大学の部

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 金沢は生まれて初めて訪ねました。駅に着くと、お出迎えの雰囲気も良く、会場までの街並みを歩きましたが、風情のある土地で今度は観光に来たいと思わせる雰囲気がありました。※今回はコンクール視聴のみで観光無し。
 会場が思ったよりも古い作りで、このホールで大丈夫か? と失礼な感想を持ちましたが、演奏が始まると思った以上に良く聞こえるホールで、舞台床が黒色で普門館を思い出しました。懐かしい。^_^;
 さて、大学の部は地域による格差がますます広がっていくような感じですね。現状から考えると、私は大学・職場・一般は同じクラスに統一べきと思います。その方が盛り上がると思うのだが。(^^)/
 ※毎度、勝手な感想を書いていますが、個人感想文ですのでご容認下さい。内容が不適切な場合はご連絡下さい。早々に修正します。

1 北海道教育大学函館校吹奏楽団 5/富士山(Mont Fuji)−北斎の版画に触発されて− (真島俊夫) 銅
思いのほかよく響くホールで、爽やかな響きの演奏で始まりました。練習量は十分にこなしているようで、特に打楽器は見事な演奏でした。全体的に金管楽器がまだ弱いかな? これって銅賞の演奏では無いです。
2 神奈川大学吹奏楽部 5/バッハの名による幻想曲とフーガ(F.リスト/田村文生)金
音、音楽の切れがある課題曲ですね。音楽がスパッと歯切れよく、聞いている方も引き込まれます。自由曲も良い響きですが、もう少し低音が鳴ればよいと思いましたが、ホールの特性か? 隙の無い演奏と感じました。
3 文教大学吹奏楽部 5/風伯の乱舞(石毛里佳)金
前団体とはまた違った雰囲気で、正統派な音楽を聞かさせて頂きました。自由曲のフルートとオーボエのソロ、素晴らしいですね。引き込まれる演奏です。総じて、曲の歌わせ方が上手な指揮者と技術の高い演奏が見事にマッチしていました。
4 四国大学吹奏楽部 1/吹奏楽のための抒情的「祭」(伊藤康英)銅
申し訳ないですが、あえて言うとコンクールへの取り組む姿勢に疑問を感じます。演奏内容、技術が未熟とか、奏者が少ないとか、そう言う問題では無く、私には指揮者と奏者に情熱とか思い入れを感じないのです。いろんな地区で全国大会に行きたくとも行けない団体は多数あります。このステージに乗るためには相当な努力があるべきなのです。もちろんこの団体も努力をしたのかもしれませんが、淡々と演奏する姿は、、、、、今後に期待、よろしくお願いします。※個人的感想です。申し訳ございません。
5 東海大学吹奏楽研究会 5/時に道は美し 〜愛について〜(長生淳)金
奏者の演奏レベルの高さを見せつける演奏でした。音に艶があり、ゴージャスな雰囲気が漂いました。自由曲も息の長い曲を丁寧に演奏していました。
6 九州情報大学吹奏楽部 1/エルフゲンの叫び (J.ローレンス)銀
課題曲の冒頭は何となく乗り切れない感じでした。若い奏者が多いようで、さすがに初の全国大会での緊張度は相当なものだったのでは? 自由曲も最後まで音が固まらない感じもあり、終盤は金管は息切れか? ところどころ響き渡る屋比久サウンドは流石です。まだまだ個人技の向上が必要ですね。今回は価値ある銀賞だと思います。
7 静岡大学吹奏楽団 1/華麗なる舞曲(C.T.スミス)銅
これまたあえて書くと、たぶん演奏者の皆様は銅賞に納得できないと思います。演奏技術も他の金賞団体にも劣らない高いものを持ってます。しかし課題曲、自由曲ともに急かされた感じの音楽はマイナスです。課題曲も後半早くなるし、自由曲はまさにスピード競争(100メートル走?)をしているかのように聞こえます。たぶん奏者が指揮者のテンポ追いつくと、それ以上に指揮者が引っ張る感じで、どこまで行っても落ち着くテンポにはならないような気がしました。申し訳ない、指揮者自らがもう少し冷静に音楽を進行すれば、すぐに金賞になると思いました。それにしても、銅賞は酷ですね。
8 山口大学文化会吹奏楽部 5/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲(Z.コダーイ/森田一浩)銅
この団体も銅賞ですが、、、何だか今の審査方式は無理やり銅賞をつけないと気が済まない”オエラサン”がいるようで、私には到底納得できない制度です。公立大学でこれだけの実力があるバンドを運営していること自体が凄いこと。実力のある奏者、充実した演奏でした。もちろんまだまだ作り込みが甘い部分もあり、仕上げ的には今一歩かな。でも銅賞は無い。
9 立正大学吹奏楽部 2/故郷…鼓響 II(天野正道)銀
課題曲Uは良い曲です。九州大会の高校の部で聞いた演奏が最高。その演奏を超えるものを期待しましたが、そうでは無かったのが残念。いろんな意味で少し音を持ち過ぎたように感じました。自由曲も最近耳にする曲ですが、どうしても企画を感じる音楽に聞こえてきます。指揮者はもちろん、奏者も一流ですが、今回は私には想像しうる音楽を超えることが出来なかった。と言うのが正直な感想です。勝手な思いですが、申し訳ない。
10 龍谷大学吹奏楽部 3/バレエ音楽「火の鳥」より 魔王カスチェイの凶悪な踊り、終曲(I.ストラヴィンスキー/G.デュカー)金
元気のあり余る演奏、吹き過ぎ、叩き過ぎ。と私は感じました。結果は金賞でした。もちろん演奏レベル、奏者の技術は一級品。ただ、吹奏楽として音楽としてはバランスがとれていたとは思えないのです。個人的にはもっと丁寧な演奏が必要と思うのですが、、、技術コンクールとしては当然の金賞です。
11 福岡工業大学吹奏楽団 5/バレエ音楽「中国の不思議な役人」より(B.バルトーク/加養浩幸)金
本日の演奏の中では1〜2位を争う演奏だったと確信します。九州大会よりも格段にレベルアップし、演奏への”気合”を感じました。気合っていうのも変だけど、私的には吹奏楽は音楽を超えた気持ちの勝負と思っています。自由曲も鬼気迫る感じもあり、役人の演奏としてはベストです。トロンボーンも良かったな〜 \(^o^)/ 最後の音は少し微妙な感じになったのは、事故なのか演出なのか? ここは良く解りませんでした。^_^;
12 いわき明星大学吹奏楽団 1/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番より シャコンヌ(J.S.バッハ/根本直人)銅
こちらは初出場とのこと、総じて演奏技術はまだまだですが、それを超える情熱を感じる演奏でした。こちらも気合十分。ちょっと元気すぎる課題曲は表現が荒く感じましたが、表現したい思いは届きました。そして自由曲は心のこもった演奏で、存分に楽しむことが出来ました。これまた銅賞となりましたが、結果は銅でも情熱は金賞だったと思います。
13 金沢大学吹奏楽団 3/カントゥス・ソナーレ(鈴木英史)銀
よく研究された課題曲Vでした。生演奏では今までで一番かな。それだけ難しい課題曲ですね。オーボエ奏者もブラボーです。指揮者は若い方でしたが学生さんでしょうか? そうであれば、相当に頑張ったと思います。自由曲も地元の利も生かしてもホール一杯に響き渡る演奏、私には金賞でも良かった思うのですが。厳しいですね。

 終演後のブラボーは、必要ですか。自然に出るブラボーはまだしも、とりつけたようなブラボーは演奏団体にとってもマイナスな感じを受けるのは私だけかなー。ましては身内のブラボーは聞いていて恥ずかしいです。
 大学の部、高校に比べてここまで盛り上がらないのはなぜか、大学生ともなれば音楽に対する価値観もいろいろあると思いますが、やはり思い入れの希薄さにあるようにも思います。結果を受けて悔しいとか、嬉しさとか、あまり感じないのでは? 
 いろいろあるかもしれませんが、、、やはり、職場一般といっしょにやるべきです。(^_-)-☆
posted by odaboo at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 吹奏楽コンクール